これまで両家両親への結婚挨拶について、結婚挨拶の日程の決め方や、手土産の選び方やおすすめのお菓子などをご紹介してきました。
いよいよ今回は、結婚挨拶当日についての流れをシミュレーションしていきます☆
ご自宅に到着してから、結婚挨拶を無事終えるまで……。
どのような流れになるのかを、本番を迎えるまでに一度イメージトレーニングしてみましょう!
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玄関前の最終チェックは入念に
まずは結婚挨拶当日、ご両親のおられる家の前に到着したところからイメージしてみましょう。
到着の目安は、約束時間の5分前くらい。
玄関に入る前には、3つのチェックポイントがあります。
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- 身だしなみの最終チェック
せっかく結婚挨拶用にと揃えた服装なのに、乱れはないですか?それに、髪型だって気にしておきたいところ。自分で細かいところまでチェック出来るように、手鏡をカバンの中に入れておいた方が良いかもしれませんね!
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- 携帯電話はオフもしくはマナーモードに!
携帯電話は、電源を切っておくかマナーモードにして音が鳴らないようにしておきましょう。
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- コートを着てるなら、このタイミングで脱ぐ
冬ならコートを着ていくと思いますが、脱ぐタイミングは自宅に通された後ではなく、自宅に入る前に脱ぐのがマナー。
玄関前でコートを脱いだら、腕に掛けるような状態にして持っておきます。
と、3つのチェックポイントを確認したら、いよいよインターホンをpush!
家に入ったら挨拶は男性と女性は流れが違う
インターホンを押し玄関に通されたら、まずはもちろん挨拶!
ですが、ここで注意しておきたいのは男性と女性それぞれ挨拶の出方が違うということ。
詳しく説明しましょう。
男性は自ら挨拶を
男性の場合は、自ら自己紹介をします。
「○○さんとお付き合いさせていただいております、○○です。本日は、お時間を取ってくださってありがとうございました」
といった感じで。
当然、ハキハキとご両親の目を見て挨拶してくださいね!
女性は一歩下がって紹介されるのを待つ
女性の場合は、自ら挨拶に出る男性とは違い、男性からの紹介を待ってから挨拶をしてください。
男性
「この前話した、お付き合いしてる○○さんだよ」
女性
「○○さんとお付き合いさせていただいております○○と申します。本日はお時間を取ってくださりありがとうございます。」
です。
男性・女性いずれの場合も、簡単に自己紹介と今日時間を作ってくださったことへのお礼を伝えます。
部屋に通されてから、いよいよ……
玄関で簡単な挨拶を終え、部屋に通されたら早速手土産を渡します。
渡すときには、持参した紙袋から手土産自体を取り出し……
- 「地元で評判のお菓子屋さんなので」
- 「お母様が和菓子がお好きだと伺ったので」
など、ご両親のことを思って選んだことを軽く伝えながら手渡します。
まずは雑談で雰囲気作り
手土産を渡し終えたら、早速結婚挨拶……。ではなく、しばらく雑談で和やかな空気を作ります。
結婚挨拶をするふたりはもちろんのこと、ご両親もこの特別なシーンを迎えるにあたり、少なからず緊張なさっているはずです。
自己紹介を踏まえた、自分の仕事内容や、休日の過ごし方、趣味の話に加え、ご両親の趣味やご興味をお持ちのことなども合わせて伺うようにし、その場の雰囲気が穏やかになるようにつとめましょう。
この結婚挨拶前の雰囲気作りは、この後続く結婚挨拶をスムーズに進めるためのコツでもあるのです。
だから、こうシミュレーションしてみてわかるように、事前にご両親の性格や趣味のことなどを知っておくのはとても重要なこと。
結婚挨拶を迎える前には、お互いの両親のこともしっかり話し合っておきましょう!
性格や趣味に加え、ご両親が思われる理想の家庭像も知っていれば共有を。
なぜなら、例えば……。
「女性は結婚したら家庭にはいるべき!」という価値観のご両親に対し、自分たちは「しばらくは共働きで」と思っているなら、ご両親はそれをあまり良く思われないかもしれません……。その場合には「子どもが出来るまでは共働きでいたいと思っていますが、子どもが出来たら子育てに専念したいと思います。」など切り返して答えられる準備が出来るからです。
自分たちの理想を伝えることは大切。ですが、ご両親の価値観に寄り添うことも大切なんですよ!
いよいよ結婚挨拶
雑談で雰囲気が和んだところを見計らって、結婚挨拶へとすすみましょう。
ここでも男性は自ら切り出す
男性の場合は、玄関での挨拶と同じく自ら話題を結婚挨拶へと切り替えます。
「今日は、○○さんとの結婚をお許しいただきたく伺いました。○○さんのことは、一生大切にしていきます。僕たちの結婚をお許しいただけないでしょうか?」
と「結婚します」ではなく、もちろんこの段階では「結婚させて欲しい」という前提での挨拶。
「彼女をずっと大切にしていきますから、結婚させてください」の姿勢で伝えましょう。
女性の結婚挨拶は「結婚を承諾してくれている」前提で
女性の場合は、男性が自身の親に対して結婚を報告し、了承を得ている前提で伺います。だから男性の「結婚させてください」の挨拶ではなく、結婚を決めた後に「改めて御挨拶を」という挨拶です。
なので、結婚挨拶のときには、自ら切り出すのではなく、ここでも男性からの話の振りを待ちます。
男性
「前にも話したけど、○○さんと結婚したいと思ってるんだよ」
の後に、続いて女性が
「この度は、結婚をお許し頂いてありがとうございました。○○さんを支えて温かい家庭を築けるよう頑張りたいと思っています。至らない点もあり、ご指導いただくことも多いと思いますが、よろしくお願いします。」
と、ここは“男性の3歩下がって歩く女性”なイメージで挨拶をします。
目安は2時間程度の滞在時間
結婚挨拶の滞在時間、目安は2時間程度だと心得ておきましょう。
これ以上長くなってしまうと、食事の時間にも差し掛かりご両親に気遣いをさせてしまいます。
ですが、もちろんご両親から「ご飯、一緒に食べて帰ったら?」とお誘いがあった場合には、お言葉に甘えていただくようにします。
おいとまする際にも、基本的には男性から。
「今日は長い時間、ありがとうございました。これからの結婚準備については、また改めてご相談させていただきたいと思っています。よろしくお願い致します。」
と、今日のお礼と共に、これからの結婚準備は自分たちだけですすめるのではなく、一緒に相談しながらすすめるつもりであることを伝えてくださいね。
その方が、ご両親も「結婚準備、大丈夫?」「勝手に色々決めてしまうんじゃないの?」など、無用な心配をしなくて済みますから!
まとめ
結婚挨拶当日を、玄関前からおいとまするまでシミュレーションしてみました。
これから結婚準備をすすめるにあたり、とても大切な一日となる結婚挨拶。
それを理解しているからこそ、結婚挨拶当日を迎えるまでもずっと緊張してしまうひとも沢山いると思います。
でも、結婚挨拶に行けるということは、おおよそご両親は結婚をOKしているという証拠。我が子の結婚を心待ちにしてくれているというサインでもあります。
結婚挨拶当日は、きっとご両親は笑顔いっぱいで迎え入れてくれるはず☆
みなさまの結婚挨拶が無事成功しますように……。

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