≪結婚式のプロフィールムービー≫ゲストを飽きさせない!写真の枚数と困った時の対処方法

プロフィールムービー 写真 多すぎる コツ・ポイント

プロフィールムービーの写真の枚数は、ムービー全体の所要時間に関わります。長すぎるとゲストを飽きさせ、短いと「なんだか物足りない……」と残念な印象に。つまりプロフィールムービーの写真枚数は、ゲストの満足度に直結します!

そこで今回ご紹介するのは、プロフィールムービーのベストな時間に合わせた写真枚数の計算の仕方。またプロフィールムービー用の写真を探すときには、必ず思い通りに進まないときがあります。そんなときの対処方法も合わせてご紹介します。

プロフィールムービーを手作りする人、式場へ注文する人いずれの場合でも、プロフィールムービーを作るなら必要な情報です。

ぜひチェックしてみてください!

プロフィールムービー 制作業者

プロフィールムービーの写真の枚数は時間とのバランスがカギ

プロフィールムービー 写真 時間

写真が主役のプロフィールムービーです。だから写真選びにはこだわりたいですよね。
となると「そもそも何枚写真が必要!?」というギモンが沸くはず……。

そこで知っておきたいのが、プロフィールムービーで使う写真の枚数は時間とのバランスがとても重要だということです。

そこでまずは、プロフィールムービーの時間を確認してみましょう。

プロフィールムービーの時間

プロフィールムービーは短くて5分、長くても8分でまとめるのが一般的。

これは、5分以下だとおふたりの生い立ちが伝えきれず、なんだか物足りない印象に。逆に8分以上になると情報が多すぎて間延びしてしまうためです。

またプロフィールムービーが長すぎてしまうと“間延び”と合わせてネックになるのが、上映中には“ゲストの行動が制限されてしまう”こと。

プロフィールムービーは新郎新婦さまがお色直しのための中座中に流されることが多いんです。

中座の所要時間といえば30分ほど。主役のふたりがいない間に、ゲストの皆さまは食事をすすめられたり、お手洗いを済まされたりします。

中座中ゲストに心地よく過ごしていただくためにも、プロフィールムービーであまりに長い時間手や足を止めてしまうのは避けたいところ。そのためプロフィールムービーのベストな所要時間といえば5~8分とされています。

写真1枚を7,8秒で紹介する

写真を上映するときには1枚7,8秒程度流します。
ひとつの画面に2~4枚同時に紹介する場合がありますが、そのときは10秒程度を目安としておきましょう。

そう聞くと「少し長いのでは?」と心配になる人もいるかもしれませんね。でも大丈夫。

プロフィールムービーで写真を紹介する場合は“ただ写真を見る”だけではなく、写真に合わせてテロップ(メッセージ)も紹介します。

ゲストは写真を眺めつつ、メッセージも見つつ、さらに当時の背景も思い浮かべたりします。プロフィールムービーは、アルバムをただめくるように見るのではないので、少し長めに余韻を持たせるくらいがベスト!

では実際にプロフィールムービーで使う写真の枚数を計算してみましょう。

仮に7分のプロフィールムービーを作成するとします。

7分(350秒)÷7秒=50枚

ざっと計算すると、7分のプロフィールムービーを作るのに50枚ほどの写真が必要ということになります。

そこで次には、どこのシーンで写真を何枚使うのかと、振り分け方法を確認してみましょう。
ポイントとなるのが、プロフィールムービー全体の構成です。

プロフィールムービーの構成

プロフィールムービーの構成は大きく3つのパートに分かれています。

  • 新郎 生い立ち
  • 新婦 生い立ち
  • 新郎新婦 馴れ初め

では、実際のプロフィールムービーを見ながら使用されている枚数を見ていきます。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=rl84nYZuxo0

こちらで使用されているのは

  • 新郎さま 生い立ち:15枚(名前紹介の画面含む)
  • 新婦さま 生い立ち:15枚(名前紹介の画面含む)
  • 新郎新婦馴れ初め 12枚

上記の写真を1枚7秒程度流し、加えて動画も入り約5分程度の仕上がりになっています。

プロフィールムービーに使用する写真の枚数は、3つのパートを均等に3等分する新郎新婦さまもいれば、
「ふたりの写真よりも、これまでの生い立ちをじっくり見て欲しい」
とふたりの馴れ初めは少なく、生い立ちの写真を多めに配分する新郎新婦さまも。

おふたりのことをよく知っているはずのゲストの皆さまですが「小さい頃の写真や思い出」はご存知ない方も多いかもしれません。

また学生時代から知っている中でも、こうして改めて懐かしい写真を見ると、ゲスト同士の会話のきっかけになり、プロフィールムービー全体を盛り上げることにもつながります。

このようにプロフィールムービーで使用する写真の枚数は、1枚に掛ける時間の目安はあるものの、パート毎に使用する枚数に決まりはありません。

おふたりがプロフィールムービーで“どんなことを伝えたいか”や”プロフィールムービーをみてゲストにどんな気持ちになってほしいのか“がヒントです。

プロフィールムービーの構成はこう決める!基本とお手本動画を紹介

プロフィールムービー 格安 制作業者

プロフィールムービーの写真の枚数が「多すぎる!」「少ない…」そんなときは

プロフィールムービー 写真

プロフィールムービーで使用する写真の枚数はご紹介しましたが、いざ写真を探そうと思うと意外と問題が出てきます。

特に多いのが

  • 写真が多すぎて選べない!!
  • あまり適した写真がなくて……
  • 仕事が忙しくて必要な枚数の写真を探せない

こんなときの対処方法をご紹介します。

写真が多すぎて選べない

プロフィールムービー 写真 多すぎる

前述の通り、プロフィールムービーの適切な長さは、最も長くても8分。

元プランナーの筆者はこれまで現場でたくさんのプロフィールムービーを見てきましたが、8分以上ともなるといくら構成をしっかり作りこんでいたとしても長い印象は否めません。

途中でお手洗いに立つゲストや、食事や会話を再開するゲストもチラホラ。

ですので、プロフィールムービーで使いたい写真がたくさんあるからと、やみくもにプロフィールムービー自体を長くしてしまうのは避けたいところ。

そんなときは

  • 紹介したい写真を絞る
  • 1画面に複数枚の写真を写す

上記いずれかの対応をし、適切な長さに収めることをおすすめします。

こちらは、1画面に複数枚の写真が使われているプロフィールムービー。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=VR7S9rxZhEA

確かにたくさん写真が使われていますが、写真の動き方やメッセージの入れ方などが工夫されているため、見やすくまとまっていますね!

写真が少なくて困ってる…

一方「写真が少なくて困る」という新郎新婦さまも少なくありません。

そんな時におすすめの対処方法は2つ!

メッセージを入れる

まず一つ目は、写真の紹介だけではなく一部メッセージだけの場面を作ること。

こちらのプロフィールムービーをご覧ください。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=X__XgHQMlRI

メッセージだけの場面を作ると、こんなにもメッセージ性がより高いプロフィールムービーになります。
写真が少ないための対処方法だけではなく「伝えたい言葉がある」というときにもおすすめのテクニックです。

動画を使う

そして二つ目の対処方法は、写真の合間に動画を差し込むこと。

参考にしたい動画を見てみましょう。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=QUic0u8REYw

動画を差し込むことで、プロフィールムービー全体にもメリハリが出ます。写真が少ない時だけではなく、こちらもプロフィールムービーをよりクオリティアップさせるためのおすすめのテクニックです!

必要な枚数の写真を探す時間がない

プロフィールムービー 時間ない

プロフィールムービーの写真を探そうと思うと、意外と時間と手間が掛かります。

すでに実家を離れている場合は、わざわざ実家に帰る必要もありますし……。結婚式準備やお仕事が忙しく、プロフィールムービー用の写真を探す時間がないという人も少なくありません。

そんなときは使う枚数を減らし、必要な時間を埋めるためにインタビュー動画を撮影する方法もあります。

とても素敵にまとまっていて参考にしたいプロフィールムービーがこちら!

出典:https://www.youtube.com/watch?v=cZmmWaWVfnM

写真を紹介しつつ、おふたりの馴れ初めをインタビュー形式でご紹介しています。

このほか

  • 友だちに思い出を語ってもらう
  • ご両親に小さい頃の思い出をインタビュー

などもおすすめです!

まとめ

結婚式では新郎新婦おふたりのお色直し中に流されることが多いプロフィールムービー。

おふたりがいない間の披露宴会場を盛り上げるべく上映されるものなので、ゲストの期待に応えるためにもクオリティ高いプロフィールムービーを作りたいですよね。

そのためにはプロフィールムービーで使う写真の枚数にも気を配るようにしましょう。
1枚の写真で使用する長さは5~8秒程度。紹介したい写真が多い場合や少ない場合は、ご紹介した対処方法で調整してみてくださいね!

タイトルとURLをコピーしました