初心者でも出来るピカピカムービーの作り方

ピカピカムービー 作り方 余興ムービーのポイント・コツ

友人など大事な人の結婚式、他とはちょっと違う映像でお祝いしたいと思いませんか?
「とは言っても、どんな映像を作ったらいいんだろう…」
「せっかくだから、プロと同じクオリティのものを作りたい!できるかなぁ…」

こう思っている人もいることでしょう。
今日は、そんな皆さんのために、「ピカピカムービー」の作り方をお伝えしていきます。

ピカピカムービーとは?

「ピカピカムービー」は例えばこんなものです。

(出典:YouTubehttps://www.youtube.com/watch?v=BfLY4UJnAZY

(出典:YouTube https://www.youtube.com/watch?v=1DNIunjqRjc

こんな感じです。
映像の中に、色とりどりの光の線があるのはわかりましたか? 映像がきらびやかになりますし、光の線で新郎新婦へのメッセージを書くこともできます。
・とにかく、カッコよく、かわいい映像が作れる
・手作り感があるので、温かみのある、感動できるムービーになる
のが「ピカピカムービー」です!

どういった機材が必要なのか?カメラの設定をどうすればいいか詳しく解説していますので、この記事をご覧いただければ、ピカピカムービーをあなたも作れる様になるでしょう。

友人への気持ちのこもった温かみのある余興ムービーづくりの参考にしていただければと思います。

ピカピカムービーを面白くするポイント

機材をしっかり準備して、きれいな光の線を作る

ピカピカムービーは、少しだけ特殊な映像の撮り方をします。キチンと用意すべき機材を用意すれば簡単なのですが、逆に言うと、機材が不足していると、なかなかうまく撮影することができません。しっかり準備をしましょう。

みんなで頑張って作ったことをしっかりと伝える

一見すると、どうやって撮ったのかがわからないのが、ピカピカムービーの特徴です。また、みんなで協力しながら作ることができるのも、いい所の1つです。だったら、作っている所を見せた方がいいと思いませんか? 詳しくは後ほど…。

ピカピカムービーの制作手順

では、作り方を見ていきましょう。

①機材を準備する

先ほども言ったように、きちんと機材を準備することが大事です。具体的には…

シャッタースピードを設定できるデジカメ

ニコン COOLPIX L31 レッド

ピカピカムービーの撮影では、ある程度シャッタースピードを遅くして撮影する必要があります。シャッタースピードとは、カメラの中に光を採り入れる時間のことです。

ふつうは、シャッターに光を”一瞬で”取り入れるのですが、その時間を長くすることもできるんです。すると、シャッターが開いている間に動いたものは、その残像も含めて写真に写ることになります。この原理を利用したのが今回のピカピカムービーです。

カメラの中に「マニュアルモード」があれば、ほとんどのものでシャッタースピードを変えることができるでしょう。高価なカメラである必要はありません。コンデジなど安価なもので構いません。

(注) スマホのカメラでもシャッタースピードが調整できるものがありますが、暗い中で撮影することを考えると、うまく撮るのは難しいと思います…。

 三脚

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シャッタースピードを遅くするということは、その間カメラを同じ位置に固定する必要があります。カメラを手で持って撮影するとどうしてもブレてしまうので、三脚が必要になります。これも安いものでOKですが、足がある程度長く伸びるものを選ぶといいですよ。

ペンライト

ペンライト
(出展:スクフェス通信~ラブライブ!情報局http://sifblog.net/12211/pen-light)

先ほど見た「色付きの線」の正体がペンライトの光です。くっきりとしたきれいな線を出すために、明るい光が出るものにしましょう。100均で売っているものでもOKです。スイッチが押しやすいものを選ぶと撮影がしやすいですよ。

色付きのテープ
色付きテープ
(出展:http://www.suzuran-ponpon.com/)

ライトで作る線に色を付けるために使います。これも100均で売っているもので構いません。要は、ライトの光に色がつけばいいので、梱包で使うビニールひもをライトに巻き付けてもいいですよ。

② 全体の構成や撮影場所を決める

次に、どのようなメッセージを伝えるかを考えていきましょう。
例えば、「ハートマークをたくさん入れよう」とか「『Happy Wedding』の文字を入れよう」とか「新郎がサッカーをやっているから、サッカーボールの絵を描いてみよう」とかです。

例えば、同じ「Happy Wedding」でも、全部を1つの画面で出すのか、「Happy」と「Wedding」に分けるのか。「H」「A」「P」「P」「Y」「W」「E」「D」「D」「I」「N」「G」を一文字ずつ分けて見せるのかを考えておきましょう。

多くの人に撮影に協力してもらう時は、その人数に合わせて構成を考える必要があります。

撮影は夜。暗い場所で行う必要があります。ライトで書いたものがはっきり見えるように、後ろが明る過ぎない所を選ぶようにしましょう。例えば、車通りの多い道のすぐそばは避けた方が良いです

③ みんなで仲良く撮影!

それでは、撮影していきましょう!「みんなで仲良く」と書きましたが、ピカピカムービーは、みんなで撮った方が楽しいし、絶対にいい映像になります!
撮影方法自体1人でできるくらい簡単なんです。シャッタースピードを5~15秒に設定して、その秒数の間に用意したライトで字や絵を描いていけばいいんです。

まず、カメラの前にライトを持った人が経ちます。カメラのシャッターが開いたら、ライトを使って書きたい絵や字を書きます。シャッタースピードが10秒なら10秒で書きます。

ハート型を描けばハート型になります。ライトのスイッチを入れたり切ったりすれば「か」や「ふ」のような一筆書きで書けないような文字も書くことができます。

ウェディング
(出展:https://www.youtube.com/watch?v=wYzPXpwlfIM)

ハート
(出展:https://www.youtube.com/watch?v=wYzPXpwlfIM)

…とこう書くと、確かに簡単なんですが、これを1人でやると考えると、とても大変ですよね。ですから、みんなで仲良く撮影することをオススメします。
せっかく仲間で楽しくやるんですから、「ライトはみんなそれぞれ好きな色で作ってきてもらう」などみんなを巻き込む工夫をしてみるといいでしょう。映像の完成のためには、「楽しく撮影する」ということも大切です。

 

慣れないうちは、1つの写真(1カット)をとるのに、時間がかかると思います。撮影したらどんな感じで撮影出来ているか確認をしっかりしましょうね。撮影したものを順番にスライドさせると実際映像で編集したものに近い感じに見ることが出来ます。

しかし、慣れてくると、どのくらいのスピードでペンライトを動かすといいかの感覚も掴めてきます。はじめにいろいろとテストをして本番の撮影に入った方が結果スムーズに撮影も進みます。
まずはみんなで楽しみながらテストしてみてください。

撮影のおすすめポイント

そして、ここで本当におススメしたいのが
「撮影の様子を、別のカメラで撮影しておく」ということです。
いわゆる「メイキング映像」を作るためです。

どんな映像でもそうですが、作った人がどれだけ心を込めて作ったかが伝わるかが、映像の良さを決める大きな要素になります。みんなで苦労して作ったということを伝えるには、メイキング映像はものすごく効果的です。苦労したこと、新郎新婦のことを思って作ったことが伝わる映像を撮っておきましょう。

また、このメイキング映像を見ることによって、「あぁ、こういう風に作られていたんだ~」という、一種の楽しい種明かしにもなりますよ。
こちらのカメラはスマホのカメラでも構いませんが、夜間に撮ることになるので、暗くてもはっきりとした映像が撮れるもの、例えばナイトショット機能があるカメラがオススメです。

 編集してみよう!

さぁ、いよいよ編集です。今回の撮影で撮ったのは静止画(写真)なので、それをつなぎ合わせていきます。
あらかじめしっかり構成を決めてあれば、編集はスムースにいきます。静止画を見せる秒数は、一定の秒数でもOKです。Windowsならばムービーメーカー、MacならばiMovieで十分です。慣れてくるとコピー&ペーストをするように、どんどんと映像をつなげることができますよ。

また、BGMに合わせて静止画を切り替えていくと、プロっぽくテンポのある映像になります。
この場合は、少し高機能の編集ソフトを使う必要があります。「それでも、無料のものがいい!」という人は、AviUTLを使ってみるのはいかがでしょうか?音声と映像のタイミングを細かく合わせることができます。

「どんなことがAviUTLでできるの?」という方はこちら!

【AviUtl】できること・できないこと一覧【まとめ】
私が知ってる限りの、 AviUtlでできること AviUtlでできないことのまとめです。AviUtlで出来ること一覧リサイズ・アス比動画のリサイズができます。例えば 「1920x1080→1280x720にリサイズする」みたいな事ができる(

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このページは、AviUtl初心者が「AviUtlを最低限一通り使いこなせるようになるまでに必要なページ」を順番にまとめたページです。全ての記事を理解できれば、高度な動画編集もできるようになります。0.イントロ最初に、FAQをザッと目を通すと

最後に

如何だったでしょうか。
ピカピカムービーは、一生心に残る印象的な映像となります。
ぜひ、みなさんもチャレンジしてみてください!

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