結婚式の席次の決め方

結婚式 席次 コロナ対策 結婚式準備

コロナ禍の結婚式では、ゲストが密接にならないように配慮することも大切なおもてなしのひとつになっていますね。

その中でも、ゲストが長時間過ごすことになる披露宴会場の席次は工夫をしなくちゃいけないポイントです。

そこで今回は、コロナ禍の結婚式において密にならない席次作りのポイントを、先輩花嫁さまや会場の写真を参考にしながら解説。

また”密を避ける”と多くの花嫁さまが心配になる「空間ができると寂しい雰囲気になってしまうのでは……」を解決するアイデアもご紹介しています◎

コロナ禍結婚式に大切な席次を決めるポイント

結婚式 席次 コロナ対策

コロナ禍の結婚式では、3密を回避する空間を作ることが大切です。

特に意識したいのが、食事や会話を楽しんでいただきたい披露宴会場です。

ゲストが密を気にしないでリラックスしていただけるような席次を組んで、ゲストに安心してお過ごしいただきたいですね♪

席次を決めるときに知っておきたいガイドライン

各結婚式場では、公益社団法人日本ブライダル文化振興協会が提示している『新型コロナウィルス感染拡大防止ガイドライン』にもとずいて感染対策を実施しています。

その中で、披露宴会場における注意すべき点がこちら!

  • 披露宴会場はできるだけ広めの会場を手配
  • 席の間隔は飛沫感染が防げる”十分な間隔”を開ける
  • 椅子を間引くことなど間隔を開けた座席配置
  • 換気に注意したうえで、アクリル板などパテーションの設置
  • 適切な距離の確保など飛沫感染に効果的な措置等を実施する

”十分な間隔”とは、1m以上、可能なら2mが目安になっていて、少なくとも隣の席とは1席程度の間隔をあけるように提示しています。

会場が実施している席次のコロナ対策

上記のガイドラインに合わせて、各会場では結婚式の席次を決めるときには以下のような配慮を施し新郎新婦さまに会場を提案しています。

会場の収容人数は定員の半分程度

多くの式場では、会場に収容するゲスト数は定員半数程度、もしくはそれ以下の収容人数にしています。

通常“定員”とされる収容人数を入れると、確かに食事はゆったりと取れます。

ですが、披露宴がはじまると多くのゲストは動き回ります。加えて、料理を提供するサービススタッフも入りますので、多くの人が行き来する状態に。

最大人数を収容してしまうと、かなり過密な状態になってしまうこともしばしばあります。

こうして写真にするとテーブルごとの間隔がとても広く見えてしまうかもしれません。

けれど、結婚式当日はテーブルの間に新郎新婦さまやゲストが行きかうことを考慮するとコロナ禍の結婚式ではこのくらいの間隔が正解です!

1卓に座るゲストは定員の半分程度

多くの式場で使用されているのは、1卓6名か8名掛けのテーブルです。ホテルだと8~10名掛けが多いでしょうか。

コロナ禍の結婚式では、1卓に着席する人数を半分程度にします。

そのため席次を考えるときには、まずゲストリストを4名前後のグループ分けをするところからはじめましょう。

実は、このグループ分けが以外と大変!まるでパズルを組み合わせるような作業になります。

さらに、新郎新婦さまに近いテーブルには上司や恩師など目上の方を。一番遠い席はおふたりのご家族席になります。

“上座”と“下座”の順番ですね。

これはお身内のことになると、ご両親との相談も必要となります。

席次は結婚式準備の中でも、難易度が高い項目です。

しかも上座や下座などはご両親が気にされるポイント。おふたりだけではなく、ご両親も含めて相談しておきましょう。

結婚式準備をはじめたら、早い段階で席次のグループ分けを!

対面に座らないように配置

ゲスト同士の距離を少しでも離し飛沫感染を防ぐために、長いテーブルの席次では、ゲスト同士が対面に座らないように配置をする会場もあります。

交互に座席を配置することで、適度な空間もうまれゲストにはゆったりと過ごしていただけます。

こうして一部ゲストが入っている席次の写真を見てみると、違和感はありませんね!
むしろ真正面に座るより、交互になっているほうが、前や左右のゲストとより話しやすい雰囲気になっているのでは。

コロナ禍結婚式の席次も華やかに♪先輩花嫁さまのアイデア♡

結婚式 席次 コロナ対策 アイデア

ここでは、実際にコロナ禍に挙げられた結婚式の中で、席次に関する素敵なアイデアをご紹介します◎

「十分なスペースを空けましょう」となると、どうしても「寂しい雰囲気になってしまうのでは?」と心配される声が聞かれます。

ですが、そんな心配はご無用なようです◎
ちょっとしたアイデアや工夫で席次やテーブルコーディネートはとても華やかになります♪

アクリル板もコーディネートのひとつ

 

この投稿をInstagramで見る

 

@manawd_がシェアした投稿

ゲストテーブルのアクリル板は、コロナ禍の結婚式においてマストアイテム◎

感染対策として設置するだけではなく、こうしてメッセージカードを貼ってみたり、アクリル板に直接メッセージを書き込む新郎新婦さまもいらっしゃいます♪

トレンドも押さえる!装花デザイン

 

この投稿をInstagramで見る

 

(@wd__445)がシェアした投稿

感染対策だけではなく、装花のトレンドにもなっているのが、このピョンピョンした装花デザイン♪

抜け感もあり、適度な量でボリューミーに魅せることができるのも人気の理由です。

また小分けにしているので、披露宴後にはゲストにお持ち帰りいただきやすいのもメリット。

特にこんなミックスカラーは、カラーコーディネートがしやすくおすすめです◎

ランナーをおしゃれに使う

海外ウェディングでは当然のように使われているテーブルランナー。

ランナーを使うと、空いたスペースをおしゃれに埋めることができます◎

またクロスやナフキン、花器の色味にグラデーションを付けると空間に奥行きも生まれます♪

空間を華やかに埋めるために

円卓に座るゲストを減らすと、どうしても中央部分に空間が出来てしまいます。

その空間を埋めるおすすめの方法が、こちら!

花びらを散らしたりキャンドルを配置するコーディネートです。

披露宴中、照明を暗くするような演出があるなら、フェアリーライトの設置もおすすめです☆

ギフトもコーディネートのポイントに◎

 

この投稿をInstagramで見る

 

kana(@_wd_1205_skae)がシェアした投稿

ゲストテーブルの中央を埋めるなら、ギフトを置いておく方法も♪

披露宴のお見送りの際に、ゲストへお渡しするプチギフトをテーブルコーディネートのひとつにするのもおすすめです。

メッセージカードを添えておくと、おふたりからのおもてなしもしっかり伝わりますよ◎

透明感のある色使いと小物で空間を活かす

 

この投稿をInstagramで見る

 

(@plantscollection_osaka)がシェアした投稿

グラスや花器、キャンドルにアクリル板などすべてに透明感のある小物を使うとこんな素敵な透明感のあるコーディネートになるようです◎

装花もホワイトからうっすらとしたピンクと柔らかい色味なので、お互いの質感が際立ちますね!

まとめ

コロナ禍の結婚式において大切な密回避のひとつ、席次の決め方についてご紹介しました。

各式場では感染対策ガイドラインにもとづき、会場や1卓に座る人数を半分程度にして間隔を広くとったり、アクリル板を使用して飛沫感染を防ぐなどさまざな方法と取っています。

でも、ただ”減らす”と聞いてしまうとなんだか寂しい印象になってしまいますよね……。

ところが各式場のコーディネートや、先輩花嫁さまのアイデアを見てみると決して「そんな心配はいらないのでは?!」と思える工夫がたくさんありました!

結婚式の準備を楽しむためにも、今の時代にあったコーディネートを取り入れておふたりらしい結婚式を迎えてくださいね◎

タイトルとURLをコピーしました