ブライダルフェア前に読んで!6つの注意ポイント

ブライダルフェア 注意 披露宴会場 ブライダルフェア

ブライダルフェアは、正式契約までに式場の雰囲気を新郎新婦さま目線、そしてゲスト目線でチェックできる絶好の機会です!

模擬挙式や試食会などイベントも盛りだくさんで、これから式場探しをするのなら参加は必須ともいえるでしょう。

ブライダルフェアで見る景色はどれもこれも非日常☆結婚式への夢も膨らみます♪しかしそんなときらだからこそ!事前に知っておくべき注意点があります。

「初めてのことばかりで浮足立ってしまい、その場で即決してしまって後悔……」はブライダルフェアでよくある失敗パターンです。

そこで今回は元プランナーの筆者が、ブライダルフェアを楽しくも、賢く参加するために事前に知っておくべき注意点を6つに分けてお伝えしていきます。

スケジュールの組み方や、服装や持ち物など基本的なことはもちろん、会場見学時のチェックポイントや見積もりをもらうときの注意点など費用などについても詳しくご紹介していきます*

ブライダルフェアの注意1.スケジュールの組み方

ブライダルフェア 注意点 スケジュール

まずは、ブライダルフェアのスケジュールを組む時の注意点からご紹介していきます。

みんな何件見学に行ってる?

ゼクシィ結婚トレンド調査2020によると、先輩カップルがブライダルフェアに参加したのは、平均2.8回

細かくデータを見てみると

  • 1件:28.4%
  • 2件:22.8%
  • 3件:20%
  • 4件:10.8%
  • 5件以上:15.3%

と、即決したカップルが30%弱いる一方、5件以上回ったというカップルが10%以上も!

おすすめは2件以上

たくさんのカップルを拝見してきた元プランナーの筆者から申し上げると、見学する件数のおすすめは、少なくても2件以上

「絶対この式場で結婚式がしたい♡」と思える式場があってもです。

なぜなら、いくつかの会場を比較した上で決めるのと、比較せずに決めてしまうのとでは、納得度が違っているから。

「他の式場なら、もしかしたらもう少し予算を安く抑えられたのかな?」
「プランナーさんとの相性がイマイチ……。もし違う会場だったら……。」
など、ふと疑問に思ったときに「もし違う会場だったら」がよぎってしまうもの。

けれど比較した上で決めたのであれば、こんな疑問が浮かぶことも少ないはず。

それに、ブライダルフェアは申し込み前のカップルだけが参加できるイベントです♪結婚式準備を楽しむ思い出作りにもなりますよ!

ブライダルフェアは是非、複数会場をチェックしてみてください。

見学する順番に注意!

ブライダルフェアのスケジュールを組むときには、どの式場から見学に行くかも重要です。

筆者の個人的な感想でいうと、見学は本命を最後に。お気に入り度の低い会場から見学に行くことをおすすめします。

式場見学といえば、多くの人にとって初めてです。アンケートや見学、それにプランナーさんとの商談なら初めてのことばかりで「しまった、聞き忘れた!」もよくあります。

けれど複数の式場を見学しながら、ブライダルフェアのハウツーを知りえておけば、いざ本命の式場に行ったときでもスムーズに、かつ冷静に本命の式場をチェックできます。

ブライダルフェアに参加する順番も、後悔のない式場探しをするための土台作りです*

所要時間を確認している?

ブライダルフェアのスケジュールを組むときに、もうひとつ注意してほしいことが時間の設定です。

ブライダルフェアの所要時間は、少なくとも3時間。長い場合は5時間ほど掛かってしまうこともあります。

なぜ、そんなにも長時間になってしまうかというと、ブライダルフェアは会場の見学だけではなく、模擬挙式や試食会、その他ドレス試着やプランナーさんとの商談など、いくつものイベントが行われるからです。

そのため1日にブライダルフェアに参加できるのは、2件が限度。

これ以上多くなってしまうと、3件目はもうくたくた……。
「とりあえず、見積もりだけください」
というカップルを何組も拝見しました。

せっかく会場まで行っても、しっかり見学するパワーが残っていないんです。

ブライダルフェアのスケジュールを組むときには、1日2件。途中の移動に掛かる時間や、必要であればランチ時間なども考慮しておきましょう。

ブライダルフェアの注意2.服装と持ち物

ブライダルフェア 注意点 スケジュール

ブライダルフェアの予約をいただくときの質問で、最も多い質問だったのが
「どんな服装で行ったらいいですか?」
「何か持って行かなくちゃいけないものってありますか?」
でした。

この記事を読んでくださっている新郎新婦さまの中にも、同じようにギモンに思ってらっしゃる方が多いのではないでしょうか?

デート服でOK?ブライダルフェアにふさわしい服装

ブライダルフェア 注意 服装

ブライダルフェアに行くときの服装は“ちょっといいランチに行く時“をイメージしながらコーディネートしてみましょう。

基本的には普段のデート服でもOKですが、カジュアルすぎる装いには注意!

例えば

  • ダメージデニム
  • 露出の多いデザイン
  • ビニール製のサンダル

などは避ける方がベター。

ブライダルフェア当日は、当時に別の会場で結婚式本番が行われていることもあります。

フォーマルな服装をされているゲストの方々に交じっても違和感のない服装であることがポイントです。

迷ったときには、男性ならジャケット、女性はカーディガンなど羽織物があると◎

ブライダルフェアならではの持ち物

ブライダルフェア 注意 持ち物

ブライダルフェアでは、同じような内容の話をいくつもの会場で聞くことになると思います。

新郎新婦さまの中には「全く同じ質問をして、どんな返事をもらうかを参考にしてる」という方もいらっしゃいました。

そのためどこで何を見聞きしたのかを把握しておくために

  • メモ・ペン
  • 写真をたくさん撮るのでスマホの充電バッテリー
  • あちらこちらでいただくパンフレットをまとめておくエコバック

この辺りを持っていればOK!

ブライダルフェアの注意3.事前に話し合っておくべきこと

ブライダルフェア 注意 相談

「ここの式場で結婚式をしよう!」と決めるためには、おふたりの条件に見合っていることが前提です。

スムーズに式場の検討ができるよう、ブライダルフェア前にここでご紹介することを話し合っておいてください◎

ブライダルフェアで必ず聞かれる5つのこと

ブライダルフェア 注意 聞かれること

どこの式場でも、ブライダルフェアで確認されることはおおよそ決まっています。

①人数

おふたりの予定人数に合わせて、ベストなサイズの披露宴会場が選べます。また少人数だと結婚式自体を受け付けてくれない場合も。人数が分かっていれば、見積もりも作ることができます◎

②予算

同じ内容の見積もりでも、式場によって金額が異なります。またブライダルフェアでもらう見積もりはのちに上がってしまうことがほとんど。おふたりが負担できる予算やご祝儀、またご両親からの援助も確認しておきましょう。

③結婚式の日取り

季節や曜日、それに時間帯や記念日など、結婚式の日取りを決めるポイントはカップルそれぞれ。おふたりがイメージする結婚式の日取りの目安を決めましょう。

④挙式スタイル

挙式といっても『キリスト教式』『人前式』『神前式』など挙式スタイルはさまざま。特に神前式は神殿で行われるため、神殿を要する式場もしくは神社などと提携のある会場であるかを確認しましょう。

⑤こだわりポイント

結婚式をするなら「ここはこだわりたい!」と思うことはありますか?例えば「おもてなしを大切にしたいから料理にはこだわりたい」「お気に入りのドレスブランドがある」「オリジナリティのある結婚式にしたい」などなど。おふたりのこだわりポイントが分かれば、そのポイントに合わせて案内をしてくれるプランナーさんからも様々提案がありますよ!

ご両親に事前に相談しておくとあとでスムーズ

ブライダルフェア 注意 相談 両親

結婚式をおふたりと同じくらい楽しみにしてくれているご両親。
だからこそおふたりが、どんな場所で、いつ結婚式を挙げられるのかもとても気になさっています。

特にご両親が気にされがちな式場を決めるときのポイントは

      • 結婚式のお日柄
      • どんな季節に挙げるのか
      • ゲストの顔ぶれ(人数)はふたりはどのくらいを予定しているのか
      • 式場の立地条件(駅からの距離や駐車場の有無、宿泊施設の有無など)

とくに、お日柄は新郎新婦世代には気にされない方が多い中、ご両親の多くは重要視されているポイント

「お得になるから仏滅にした♪」のあとに「両親から仏滅はダメと言われてしまって……」と一度申し込みをした日程を変更される新郎新婦さまがたくさんいらっしゃいました。

ご両親の結婚式への期待は、おふたりのことを思っているからこそ。

ご両親も一緒に結婚式準備を楽しんでいただくためにも、ここはしっかり確認をしてからブライダルフェアに行くようにしましょう。

ブライダルフェアの注意4.会場見学はここを見て!

ブライダルフェア 注意 会場

インテリアや空間の作り方など、結婚式場に足を踏み入れるとその非日常的な空間に「どれも素敵♡」と思ってしまいがち。

そのため後になって「あれ?これどうなってたかな?」と確認をすっかり忘れてしまうことも少なくありません。

ここでは、ブライダルフェアに行った時に注意してチェックするべきポイントをまとめてみました!

控室

ブライダルフェア 注意点 控え室

控室の数やイスの数を確認します。控室は、両家それぞれに加えて、友だちなどのゲスト用に合計3つは欲しいところ。さらに、予定しているゲスト全員が着席できる数のイスが設置されているのかも確認しましょう。

また控室でサービスされるドリンクは、料金に含まれているのかも確認できれば○
中には追加料金が必要な場合もあります。

チャペル

ブライダルフェア 注意 チャペル

バージンロードの長さや、ゲストの席からの眺め。またここでも予定しているゲスト数に見合った着席数であるのかもチェックしましょう!
ロケーションが魅力のチャペルなら、時間帯によって日の差し具合が違っているはず。季節によっても異なるため、プランナーさんにおすすめの季節や時間帯を聞いてみましょう。結婚式の日程を決める参考になるかも◎

披露宴会場

ブライダルフェア 注意 披露宴会場

予定人数にふさわしい広さかをチェック!今セッティングされている数と予定人数が違っている場合は、可能であればおふたりの予定している人数のレイアウトを写真でも見せていただけるとイメージが沸きやすくなりますね。

ガーデン

ブライダルフェア 注意 ガーデン

チャペルから披露宴会場への道中や、披露宴会場に付属しているガーデンを使用する場合は、雨天時の対応などもチェックしましょう。

その他の付帯設備

ブライダルフェア 注意 ポイント 設備

駅から遠い場合は、送迎やタクシーの手配が可能かどうか。また駐車場がある場合は、駐車可能台数や料金なども確認。市街地にある式場は、騒音が気にならないかも注意深く確認しましょう。

ブライダルフェアの注意5.大切な費用のこと

ブライダルフェア 注意 お金

結婚式準備をする上で、とても大切な費用の問題。結婚式は決してお安い金額ではありませんが、一生に一回のことだから、後悔も禁物。

納得の費用で抑えられるために、結婚式のお金に関する基礎知識はしっかり備えておきたいですね。

ブライダルフェアでもらう見積もりは最低限のもの

結婚式の見積もりは、今後打ち合わせを重ねるにつれてアップしていきます。

なぜなら、最初にもらう見積もりは、必要最低限のアイテムが、最低ランクで計上されているから。

「これで結婚式ができるんだー」と思ってしまうのはキケン!これで結婚式が“できなくはない”な見積もりであることを念頭に置いておきましょう。

注意!ブライダルフェアで見聞きしたアイテムの価格

ブライダルフェアでコーディネートされている装花やドレスは、その式場がもっとも素敵に見えるようにコーディネートされています。

一方、ブライダルフェアでもらう見積もりに掲載されているのは、必要最低限なものが最低ランクのもの。

「今ブライダルフェアで見たもの」「食べたお料理」がそのまま見積もりになっていることはほぼありません

特に注意したいのが、装花です。

会場がより美しく見えるために、チャペルならバージンロードサイドに華やかな装花が……。披露宴会場のテーブル装花は、普段注文が入る平均以上のランクのテーブル装花なこともしばしば。

あちらこちらに飾られている装花は、実は全て追加料金が必要なんてことはよくあります。むしろほとんどがランクアップのアイテムばかり。

ブライダルフェアで見積もりをもらうときには、実際にコーディネートされている装花やドレスなどとどのぐらい差異があるのかも注意しておきましょう。

季節やお日柄で金額が違う!?

結婚式の費用は、季節やお日柄によって費用が異なる場合がほとんど!つまりここが節約のポイントでもあります◎

春や秋の結婚式よりも、夏や冬の結婚式の方がお得に。またお日柄は、大安や友引は一切割引はないけれど、仏滅なら特別なプランが用意されていることも!

同じ内容の結婚式でも、季節やお日柄によって大きく金額が異なります。

季節やお日柄で迷っているなら、いくつか違ったパターンの見積もりを出してもらうと、比較しやすくなりますよ♪

ブライダルフェアの注意6.即決はあり!?

ブライダルフェア 注意 交渉

ブライダルフェアには申し込み特典を設けている式場も多いです。また公に告知していなかったとしても「今日決めてくれたら○○万円引きします!」とびっくりな大幅値引きも。

ブライダルフェアでの特典を利用するのは、結婚式費用を抑えるためのビッグチャンスです。

ですが一方では、特典が欲しかったがために即決をし、後になって後悔をするカップルも

ブライダルフェアに特典が付いていますが、ほとんどは『今日申し込みをしてくれたら』という条件付きです。

契約をしたら申込金は戻ってこない

でも即決は、前述の通り後悔の元にも。

しかも即決、つまり“正式に契約をする“となると申込金が必要になります。申込金の相場は、10~20万円を設定している式場が多いですね。

その申込金は、結婚式が無事行われたら最終支払い金額から差し引きされて計上されたり、最終支払い後に費用が発生した場合は相殺され差額が返金されます。

ですが結婚式をキャンセルするとなった場合は、キャンセル料として回収され全額返ってきません。

いざキャンセルするとなると、様々なキャンセル手続きも必要になり、結婚式準備早々に苦い思い出にも……。

交渉をして特典ゲットを!

では、どうすれば即決せずに特典をゲットできるのでしょう。それは『交渉』です。

条件交渉できるのは、正式に申込をする前だけ!
申し込みをした後は『その契約条件で了承し、申し込んだ』とみなされるため、条件交渉はできません。

そこでおすすめしたいのが、仮予約のシステムを活用すること。

      • 仮予約をしている間は申し込み特典をキープさせて欲しい
      • 仮予約ができない場合は『両親に確認しないと決められない』など仮予約ができるよう交渉を。
        もちろん申し込み特典もキープで!

と、仮予約のシステムを活用し、特典のキープと検討の猶予がもらえるよう交渉してみてください!

ですが、大切なことは「ここで結婚式を挙げたいと思う気持ちはある!」をはっきり伝えること。申し込みを前提とした交渉であることが伝わると、譲歩してもらえる可能性も上がります。

まとめ

これからブライダルフェアに参加する新郎新婦さまに向けて、参加する前にぜひ知っておいて欲しい注意点をまとめてみました。

ブライダルフェアで「ここの式場で結婚式をしたい!」と思えたとしても、条件面で折り合いがつかなければ、申し込みはできません。またその場の雰囲気に流されて即決し、後悔に繋がることも……。

そのためには事前に知っておいて欲しい注意点があります。

「ここの式場で申し込みしてよかった♪」
と心から思えるよう、ブライダルフェアに行く前にはぜひご紹介した注意点を参考にしていただけましたら幸いです*

タイトルとURLをコピーしました