簡単に作れる余興ムービーは何がある?オススメ企画3選と余興ムービー作りの注意点

余興ムービー作り方 余興ムービーのポイント・コツ

結婚式の余興ムービーを頼まれたけれど、どうしよう?そんな悩みを抱えている方も多いはず。

実は、余興ムービーは思ったより簡単に作ることができるんです。スマートフォンやパソコンを使えば、特別なスキルがなくても素敵な動画が完成。

今回は、初心者でも簡単に作れる余興ムービーの方法をご紹介します。

余興を頼まれても断ることは出来ます。でも……

余興は本来断ることは出来ます。特に、マナー違反というワケではありません。

  • 「ごめん、仕事の関係で結婚式に出席できるかまだ分からないんだ。余興を引き受けてしまって欠席になってしまったら迷惑かけるし……」
  • 「任せて!と言いたいところなんだけど、どうしても人前で話すのが苦手で……。」
  • 「余興ムービーは見たことはあるけど、作ったことが無くて……。慣れない作業で失敗して結婚式当日トラブルを起こしたらダメだから、ごめん引き受けられないわ……」

と、断れば角は立たないかもしれません。

というのは一般論であり、いざ『余興を断るとなる』と、なんだか罪悪感があったり、やっぱりこれからのお付き合いのことも考えれば断りにくいもの。

とはいえ、余興の準備にかける時間と労力を考えれば、正直めんどくさい気持ちをぬぐい切れませんね。

となると、理想は『出来るだけ時間や手間の労力を省く』ことが出来るのに、『新郎新婦ふたりに喜んでもらえる余興』ではないでしょうか。

余興ムービーは『余興』の中でもメリットが多め

スピーチやダンス、クイズなど余興の種類は多種多様です。

その中でも、実は余興ムービーは余興をする側にも、そして新郎新婦さまにも、さらにはゲストにとっても最もメリットの多い余興といえます。

メリット1・結婚式当日、緊張しなくて済む

スピーチやダンスなどは、結婚式当日が本番となるため「出番まで緊張してしまって、ゆっくり料理を楽しむことが出来なかった」「お酒を飲む余裕がなかった」はよくある話。

けれど余興ムービーは、事前に作っておいて当日流すだけでOK。
なので、余興の中でも唯一余興する人に負担のかからない余興なんです。

メリット2・余興に掛かる経費を最小限で済ますことができる!

余興ムービーは、スマホやパソコンで作ることが出来ます。ソフトもアプリやPCに備え付けの無料ソフトを使えば、ここにも費用は掛かりません。

一方、ダンスや歌の余興の場合には、何かとお金がかかります。
お揃いの衣裳を準備したり、そもそも練習する場所を借りるのにもお金が必要になることも。

余興ムービーには、余興する人のお財布にも優しい余興なんです!

メリット3・一生カタチに残る

余興ムービーで使用したDVDは結婚式のあと、新郎新婦さまにプレゼントするのが一般的。

「当日披露して終わり」な他の余興とは違い、頑張って作った労力の結晶であるDVDは、新郎新婦さまの手元に残り一生の宝物となります!

メリット4・誰が見てもわかりやすい!

結婚式には、老若男女幅広いゲストが出席されています。
余興は、新郎新婦さまに向けるだけのものではなく、その場にいる人全員が楽しめる余興であることが理想。

その点、余興ムービーは

  • 映像
  • 写真
  • 音楽
  • 文字(テロップ)

とさまざまな角度から見る人みんなにアプローチします。

他の余興に比べれば、どの世代が見てもわかりやすいことが魅力。

大きなスクリーンで映し出される余興ムービーは、新郎新婦さまをはじめ、ご年配ゲストやちびっこゲストにも楽しんでいただける余興です。

余興ムービーを作るのは、実は簡単です

余興する人にも、新郎新婦さまにも、そしてその場にいるゲストにもメリットの多い余興ムービー。

ですが、 はじめて作る人にとっては、大変な作業のように思えてしまうのも無理はありません。

以前はビデオカメラが無いと撮影ができない。編集しようと思ってもパソコンのスペックが足りないなどありましたが、今はテクノロジーの進化でスマホでビデオ撮影をすればOKです。

編集もノートパソコンでだいたい編集可能です。スマホのアプリでも編集が行えます。

余興ムービーにはいろんな種類があります

いちばん人気があるのが、こちらのようにたくさんの人からメッセージをもらう余興ムービー。


【出典:YouTube

こんなクオリティ高い余興ムービーをiMovieで作られたそう!
さらに、こんなキャッチーな余興ムービーも人気です。


【出典:YouTube

余興ムービーなら結婚式の2週間前でも大丈夫!

ご紹介したような余興ムービーを作るためには、余裕のあるスケジュールを組んでおくことが大切ですが、がんばれば2週間あれば制作も可能です。

  1. 構成を考える
  2. 撮影をする
  3. いろんな人からメッセージを集める
  4. 編集をする
  5. 結婚式前に、式場に出向き試写をする
  6. 結婚式本番を迎える

このような段取りが必要です。

結婚式直前になってバタバタしてしまうことの無いよう、余興ムービーの制作は遅くとも式の2週間前にはスタートさせておきましょう。

でも、余興ムービーが「めんどうだな……」「大変そう……」と思う人は、この段取りと時間をかけることがどうしてもネックになってしまうんですよね……。

初心者向け!一番簡単に作れるのは、写真を使ったフォトムービー

初心者の方でも無理なく編集できる余興ムービーは、写真とメッセージ文章を組み合わせたフォトムービーです。新郎新婦の親族や友達に事情を説明して、動画に使用したい写真をカメラで撮影して送って貰えば、簡単に沢山の素材を集めることができるので、急いで動画を準備しなければならない方にもおすすめです。

上記の例は、新婦の親友たちが作成した動画です。前半は大橋卓弥(スキマスイッチ)の『ありがとう』という曲に合わせて、新婦の幼少期から現在に至るまでの写真を繋げてメッセージを入れています。写真一枚ずつにメッセージを入れてあるので、友人たちの想いが伝わって感動的な内容になっていますね。

また、この動画の後半がメッセージムービー(ビデオレター)になっているので、尺が長くても飽きずに見ることができます。準備期間に余裕があり、尺が長い動画を用意する必要があれば、写真だけではなくメッセージムービーも組み合わせると良いでしょう。

【フォトムービーのポイント】

・フォトムービーを作る際には、最初に構成をよく練っておくことが肝心です。写真を一旦集めてから構成を考えて編集すると、素材不足になってしまうこともあります。

新郎新婦の親族や友人に対しても、「こういう構成・内容の動画を作りたいので、新郎新婦が○才頃に×と写っている写真を×枚ください。」と具体的に指示することで相手側も写真選定に困りませんし、制作者側も期待通りの写真を手にいれることができますよ。

くれぐれも、漠然としたイメージだけで写真を集め始めないよう注意しましょう。余興ムービーの構成の作り方について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

フォトムービーの制作の進め方や動画の制作を業者に依頼して、簡単に余興ムービーを制作する方法を紹介しています。
>>余興ムービーのネタが無い方におすすめ!写真だけで作れる感動のフォトムービー<<

メッセージムービーの定番!スケッチブックリレー

結婚式の余興ムービーで根強い人気のあるスケッチブックリレー。新郎新婦の友人やお世話になった方に、スケッチブックにメッセージを書いてもらいましょう。動画で登場したスケッチブックは撮影後に回収して、式当日に動画とともに新郎新婦に渡せば、素敵なプレゼントになりますよ。

この動画では、元ラガーマンだった新郎に向けて、友人たちがスケッチブックリレーを行っています。スケッチブックの他にも、新郎にゆかりのあるラグビーのボールを次の人にパスすることで、リレー感をしっかり演出できていますね。撮影時間を合わせられる友人同士は、集合して一緒に撮影しているので、より賑やかな雰囲気の動画に仕上がっています。

スケッチブックリレーに関しては、様々な企画のバリエーションがあるので、こちらの記事も参考にしてください。

また、スケッチブックではなく、他のリレームービーの企画についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

【スケッチブックリレーのポイント】

結婚式当日に参加できない人や、学生時代の恩師といったサプライズゲストからのメッセージを入れると新郎新婦に喜ばれるでしょう。

・一人あたりの尺が長くなって間延びしないよう、依頼する際には「○○秒以内で撮影してください。」と時間を区切るように注意しましょう。ただし、尺が短すぎると「ご結婚おめでとうございます!」という一言だけになってしまいがちなので、それ以外にひと言添えるメッセージのテーマも併せて依頼するとなお良いでしょう。

・スケッチブックをどのように次の出演者にパスするかという演出を含めて、構成をよく考えてから撮影を依頼しましょう。

新郎新婦に協力してもらうのが、動画を簡単に作る近道

友人や親族からメッセージ動画や写真を送ってもらって編集するには、素材を集めるだけで二週間程度は時間がかかってしまいます。また、新郎新婦の親族へのコンタクト方法が分からない場合には、さらに労力と時間がかかってしまうことは避けられません。

しかし、新郎新婦のどちらかに協力してもらうことで、簡単にサプライズムービーを作ることができます。例えば、新郎新婦の思い出の地を巡る「愛を込めて花束」のほか、相手へのメッセージを話してもらうだけで見応えのある動画を作ることができますよ。もし新郎新婦が結婚式当日にサプライズを検討しているようなら、協力して余興ムービーを作るのも良いでしょう。

この時計サプライズ動画は、サプライズが苦手な新郎が新婦のためにサプライズに初挑戦した企画です。動画の中では、新郎がオリジナルの時計を作った後に、新郎の新婦に対するメッセージや、プレゼントに込められた想いを語っていますね。

そして動画で想いを語った後のラストシーンでは、式本番にサプライズでプレゼントを渡すために準備している新郎の後ろ姿が映し出されています。撮影班曰く、実際に式当日では、完成動画上映後に新郎が作った時計をプレゼントし、新婦は感動のあまり号泣していたそうですよ。

サプライズムービーは、動画の内容と式当日の演出を上手く組み合わせることで、感動する展開へと発展させられるのでおすすめです。なお、上記の動画の場合、実際に撮影にかかった時間は1日程度です。出演者本人と制作側とで、完成イメージのすり合わせを事前にしっかり行っておけば、短い撮影時間でもスムーズに撮影することができますよ。

【サプライズムービーのポイント】

・企画段階では、撮影前の本人へのヒアリングが肝心です。撮影場所や、インタビュー・ナレーションの内容など、サプライズを受ける相手が喜びそうなものを聞き出して動画に盛り込みましょう。

・単独インタビューが入る企画だと、いざカメラを向けられると本人が緊張して上手く話せないことや、動きが不自然になることがあります。本人の自然体な姿を映すために、なるべく視線にカメラが入らないように配置を調整したり、質問内容を変更するなど臨機応変に対応するのが大切です。

・どこかの会場を撮影場所に使用する際には、事前に撮影許可を貰いましょう。

企画段階で、著作権・肖像権について式場やプランナーに確認しよう

余興 著作権

余興ムービーを作る際には、著作権(複製権)や肖像権に抵触していないか企画段階で注意するようにしましょう。著作権や肖像権に抵触している自作ムービーの場合、式場から流すのを断られる場合もあります。

具体的には、既存の映画作品のワンシーンやCMなどの映像に、架空の字幕やアフレコを付けるのは肖像権侵害にあたります。映画やCMに架空の字幕を付ける動画は簡単に作れますが、肖像権の問題上おすすめできません。噓の字幕やアフレコを映像に付けるのは、結婚式場に断られる可能性が高いので避けましょう。

また、利用する音源が著作権(複製権)の侵害にあたる場合もあります。複製権とは著作権の一種で、アーティストやレコード会社がCDなどの媒体に楽曲を複製する権利を指します。

CDを個人的に使用する分には問題ありませんが、結婚式という大勢の人が集まる場所において流すと、”個人”の範疇を超えているため営利目的の違法な複製であると見なされます。(なお、CD原盤から音楽を直接流せば複製権に抵触しません。)しかし、音楽と映像とのタイミングを合わせたい場合には、音声データも含めた動画を作りたいですよね。実際には、楽曲の著作権や複製権に関するNGラインについては式場やプランナーによって判断がまちまちなので、企画段階で結婚式場やプランナーに確認してからムービー作成を始めましょう。

プロに任せて安心!動画編集が不安な方へのおすすめ

フォトムービー、スケッチブックリレー、新郎新婦のサプライズムービーなど、簡単に作れる余興ムービーをご紹介しました。ただし、著作権や肖像権には注意が必要です。

素材集めだけで手一杯になる、編集経験がない、高品質な動画を作りたいという方は、プロの余興ムービー制作会社に依頼するのがおすすめです。

感動系?おもしろ系?理想をカタチに

余興ムービーの大まかな希望さえ伝えれば、感動系でもおもしろ系でもプロならカタチにすることができます。

みんなからメッセージを集めるだけでOK!プロの手に掛かれば、集めた素材を使ってこんなメッセージムービーが出来上がります♪


【出典:Vimeo

笑いを届けたいなら、パロディムービーがおすすめですよ!


【出典:Vimeo

撮影は比較的難易度は低いのですが、その映像を編集する作業にはテクニックが必要です。

このテクニックに不安を感じて「時間が掛かるんじゃない?」「これから調べるとなると大変だな……」とめんどくささを感じてしまうきっかけに。

ですが、この部分をプロに任せてしまえば、効率よく、でも思い通りの余興ムービーを作ることが出来ます。

相談はLINEでOK。隙間時間を活用!

余興ムービーの内容や、素材を送ったりする作業はLINEでOK。わざわざ改まってPCの前に座って作業をしたり、時間を合わせて電話の打ち合わせに追われることはありません。

通勤途中に、食後の少し空いた時間になど、隙間時間を使って作業をすることが出来るのも、効率アップのポイントですね。

スピード納品も可能!

「余興、何にしようかな……」と考えていたら「結婚式まであと1ヶ月もない!」という方も安心。プロなら、スピード納品が叶います。

どうしても時間がない場合は、写真や動画をLINEで送ってから、最短翌日納品も可能!

「せっかく素材は集めることが出来たのに、思い通りに編集作業が進まない……」と、元は自身で作ろうとしていた人が、急遽プロに依頼しても安心のスピード納品です。

思い通りの余興ムービーを、確実に結婚式に間に合わせることが出来ますよ!

修正が何度でも可能だからオススメ!
余興ムービー専門の制作会社さん
(口コミも良くて、迅速に対応いただけるので面倒くさがりの方にもオススメです!)

まとめ

余興ムービーは、新郎新婦はもちろん、出席者全員に喜んでもらえる素敵な演出です。写真を使ったフォトムービー、スケッチブックリレー、新郎新婦と協力して作るサプライズムービーなど、初心者でも簡単に作れる方法がたくさんあります。

スマートフォンやパソコンを活用すれば、短時間で印象的な動画が完成。著作権や肖像権に気をつければ、思い出に残る素晴らしい余興ムービーを簡単に作ることができますよ!

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