結婚式で人気の余興といえば、たくさんの人からお祝いコメントがもらえるビデオレターです。
新郎新婦さまが普段なかなか会えない人からもサプライズでメッセージをもらうことができるのも人気の理由。
ですが、いざ
- 「ビデオレター作るから、コメント動画送って!」
- 「10秒くらいでね!」
といわれると戸惑う人が多いもの……。限られた時間の中ですが、せっかくならインパクトのあるコメントを贈りたいですもんね。
そこで今回は、結婚式のビデオレターコメントを悩まれている方必見!
ビデオレターのメッセージを考えるときに知っておきたいメッセージマナーや、撮影時のポイントなどを解説しています。
さらに!ビデオレターを自作される方に是非知っていただきたい『ビデオレターで新郎新婦さまやゲストの印象に残るようなコメントを残すポイント』や『コメントを動画に編集するおすすめの方法』もご紹介しています。
お友だちの結婚式を盛り上げるべく、メッセージムービーを思い出深い作品に仕上げましょう!
結婚式のビデオレターは人気の演出です!
ビデオレターとは、今、結婚式の演出の中でも特に人気が高くなっています。
その理由は4つ!
1.参列していないゲストにもメッセージがもらえる
ビデオメッセージは、結婚式に出席していないゲストにもメッセージをもらうことができます。これは、他の演出では実現できないビデオレターならではの醍醐味!
そのため、新郎新婦さまに喜んでいただけるサプライズにもなります◎
寄せ書きやお手紙などを預かるサプライズもありますが、声は表情も伝えられるビデオメッセージなら、気持ちも伝わりやすくなるのも人気の理由です。
ちなみに、筆者がウェディングプランナー時代には、結婚式に来られないお友だちだけではなく、敢えて新郎新婦さまにいちばん近い存在のご両親にメッセージをいただくサプライズも人気でした♪
「まさか!」な、ご両親の登場に新郎新婦さまもとても驚いていらっしゃいましたよ!
2.どのゲストが見てもわかりやすい!
結婚式の余興を盛り上げるためには、誰が見てもわかりやすい内容であることが重要です。
結婚式にはお友だち世代だけではなく、ご年配やお子さまゲストもたくさんお越しです。
ビデオメッセージなら、声や表情のメッセージに加えてテロップや音楽を加えることで、さらにわかりやすく伝えることができます。
ビデオレターは会場が一体的になりやすく、盛り上がること間違いなしの演出といえるでしょう◎
3.カタチに残すことができる
ビデオレターの魅力は、結婚式のあともずっと楽しんでいただけること。
作ったビデオレターは上映しておしまいではなく、結婚式の後そのまま新郎新婦さまへプレゼントできます◎
結婚式のあともずっと思い出と共におふたりの手元に残るのも人気の理由です。
4.結婚式当日の負担が少ない
結婚式の余興でビデオレターが人気なのは、余興をする側にとっても負担が少ないというメリットもあるからです。
ダンスや歌は、結婚式当日が本番。大切な結婚式ですので、失敗が出来ません。そのため、余興の出番まで緊張してしまい「美味しいはずの料理なのに、ゆっくり味わえなかった」なんてゲストも。
ですが、ビデオレターなら事前に作っておけば、結婚式当日あとは流すだけでOK!
しかも流すのは、式場のスタッフさんにお任せできるので、余興する人は挨拶だけで済ますことができるんです♪
余興する側には負担が少なく、さらにたくさんの人にメッセージをもらえるのでサプライズもなり、新郎新婦さまには喜んでいただけます!
ビデオレターは、ゲストにも新郎新婦さまにもメリットがたくさんある人気の演出なんです♪
結婚式のビデオレターを撮影しよう!その前に心得ておきたい6つのポイント
ビデオレターを撮影するには、簡単ながらも押さえておきたいポイントが5つあります。
この5つのポイントを押さえておけば、後の編集作業もグンと楽になります。
ビデオレターの依頼を受けたときには、以下の6つのポイントを考慮しておくとグッとクオリティが上がり、撮り直しの手間も省けます!
1.カメラは外付けを使用する
ビデオレターのメッセージを撮影するとき、スマホを使用する場合は外付けのカメラで撮りましょう◎
PCではキレイに写っていたメッセージムービーが「大きなスクリーンに映すと、画質の悪さがすごい目立ってしまった」はよくある失敗例です。
結婚式当日は大きなスクリーンでビデオメッセージを流します。そのため画質のクオリティは重視したいポイント。
ビデオメッセージを収録する際には、スマホを利用する方が多いと思いますが、自分の姿を確認しながらインカメで撮影してしまうと、画質が悪くなってしまう可能性があるので注意しましょう。
2.スマホは横向きに
ビデオメッセージの撮影は、横向きが基本形です。なぜなら、縦向きで撮影すると両サイドに黒いスペースが出来てしまうからです。
両サイドの黒いスペースを編集するために手間が増えてしまう可能性も……。ビデオメッセージを依頼する際には、忘れずに横向きで撮影しましょう♪
3.始めと終わりに間を作る
メッセージの前後は、3~5秒程度の余裕をもって撮影しましょう◎
撮影ボタンを押してすぐに話し出してしまうと、ビデオメッセージでまとめたときに、突然話し出している印象になってしまいます。
メッセージの前後に余裕があると編集のつなぎ合わせもスムーズになります。
4.メッセージの送り方にも注意!
手軽に動画を送ることができるLINE。ですがLINEは動画をスムーズに送ることができるよう、データが圧縮されて送信されています。
そのため送られてきたデータは、元のデータに比べて解像度が低く、画像が悪くなっている可能性も。
後になって気づき再度送り直すケースも多く、これもあとになって編集作業の手間を増やしてしまう原因に……。
手間は掛かってしまいますが、GoogleドライブやOneドライブ、Gigafile便などツールを使って送っていただくようにすることをおすすめします。
5.結婚式にはNGワードがあります
普段何気なく使っている言葉が、結婚式ではNGになっていることもありますので注意しましょう。
特に別れや不幸を連想させる言葉は『忌み言葉』といわれており、結婚式では使ってはいけないとされています。
別れる/切れる/避ける/離れる/絶える/去る/消える/忘れる/短い/終わる/倒れる/崩れる など
つい無意識に使ってしまいそうですが、結婚式の大きなスクリーンで流れると目立ってしまいます。
特に忌み言葉は、ご年配世代は気にしがちです。幅広い世代のゲストがお越しの結婚式なので、みんなが楽しめるよう言葉の選び方にも配慮しておきたいですね。
6.撮影するときの環境にも気を配ろう
メッセージを屋外で撮影するときには、周囲の音にも注意しましょう。
何気ない車の音や人の声が、メッセージムービーになると耳障りになってしまうケースも少なくありません。
撮影場所は、できるだけ周囲の雑音が入らない静かな場所を選んでいただくよう伝えましょう。
ビデオレターに『インパクト』を狙うならコメントプラスαを考えてみて
ビデオレターを作る余興担当の人は、きっとたくさんの人にメッセージを依頼していますよね。
元ウェディングプランナーの筆者が担当させていただいた結婚式の中では、総勢100名近くの人にコメントをもらったビデオレターもありました。
せっかく依頼されたビデオレターのコメントですから、ありきたりな内容じゃなくて、インパクトを狙ってみませんか!?
そこでおすすめなのが、コメントにプラスαを加えること。
コメントを伝えるだけではなく、ほんのちょっとの工夫でたった10秒のビデオレターの印象を大きく変えることが出来ます!
ちなみに「そもそも、お祝いコメントで何を伝えるべきかを迷っている」というあなたには、こちらの記事がおすすめ。
『結婚式のメッセージムービーはコメントやメッセージで変わる!参考例を紹介!』
男性や女性など性別ごとに、また上司宛や親族宛など贈る人に合わせてメッセージ文例を紹介しています。
コメントをまだ考えられていない方は、まずこちらの記事からチェックしてみてください。
たった10秒のビデオレターコメントでインパクトを残す方法
「おめでとう!」は伝え方次第で、新郎新婦さまだけではなくゲストの印象にも残ります。
たくさん送られるビデオレターのおめでとうコメント。
せっかく考えたコメントが、たくさんのコメントに埋もれてしまわないようにひと工夫してみましょう!
衣装で伝える
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数人でメッセージを送る場合は、お揃いの衣裳がおすすめです。
こちらの動画のように上下すべての衣裳を揃えなくても、蝶ネクタイやトップスだけを揃えてもインパクトがありますよ。
そして注目は、一人だけ隠れキャラのように全く違う衣装を着ている人がいるところ。彼の存在が笑いを誘うきっかけになってくれそうです!
着ぐるみで伝える
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映し出された瞬間は、もはや誰だかわからない状態に!これもまたインパクトがありますよね。
しかし手に持たれているスケッチブックには、しっかりと新郎新婦さま宛のメッセージが記載されています。
そして最後には、本人が顔出しをし「おめでとう」の言葉も♪
アプリを使ってみる!
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「インパクト」といえば、あえて自分でない誰かを映すのもおすすめ♪
こちらの動画は、結婚式のメッセージとは無関係ですが参考までにご紹介させていただきました*
たくさんの人からのメッセージムービー。
次々と人が映し出される中で、突然動物が登場すれば、サプライズにもなりますし、もちろんインパクトも残ります!
ムービーの撮影は、アプリを使って簡単にできますよ♪
ペットの写真を撮影して、アプリに取り込み、自分のセリフを録音すれば、まるでペットがおしゃべりしているかのようムービーを撮影すればOK。
また丸々動物に代わってしまうのではなく、『SNOW』などを使ってスタンプを付けて可愛らしくメッセージを撮影するのもおすすめです♪
動きで魅せる
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言葉は無くとも、動きで魅せるメッセージの伝え方もあるようですね*
絶妙な間合いで「何が始まる?」と思わせておいて、シンプルなメッセージを紙で伝える。
短い時間の中ですが、少し余韻を持たせるくらいが丁度良さそうです!
仮装+演奏でインパクトを与える!
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メッセージムービーだけれど、言葉で伝えるのではなく、パフォーマンスで魅せる♪
そんなアイデアもおすすめです。
仮装+演奏で、とてもシュールでインパクトのあるムービーができるようです◎
時間が無い!動画編集ができそうに無い!とお悩みの方へ
こだわりの10秒コメントを集めたけど実際に動画データを取り込んで、動画を編集して、DVDに焼いて完成させなければいけません。
でも、意外と動画編集ができない方も多いのは事実。
・動画編集がうまくいかくどうか分からない……(汗)
・編集までの時間が無くて困っている……(涙)
・外注したいけどどこの業者がいいか分からない……(困)
など、せっかく良い動画を集めてもしっかり最後まで仕上げて新郎新婦に喜んでもらいたいと考えている方へ。
一人のメンバーが時間を費やして、なんとか動画を編集するよりプロの方にお願いしてクオリティを上げてもらいませんか?
- 自分たちのこだわりに120%応えてくれる
- 結婚式まで2週間前でも対応可能
- 制作経験が豊富だからアドバイスできる
- LINEで気軽にやりとりができる
- 動画の修正は何度でも対応が可能
1人あたり5,000円未満で動画の編集からDVDにまで仕上げてくれます。
おすすめのビデオレター制作会社さん
(修正が何度でも対応いただけて、納得いただける作品に♪口コミもたくさんあって信頼できます☆)
まとめ
ビデオレターのコメントを何にしようかと悩んでいるみなさまに、コメントの内容やおすすめの小道具などをご紹介させていただきました。
結婚式で流されるビデオレターは、新郎新婦さまだけではなく立場や年齢の違う幅広いゲストが見るものです。そのため、コメントを考えるときには下ネタや内輪ウケだけを狙った内容はNG。誰が見ても不快な思いをさせることなくまとめることが大切です。
ビデオレターのコメントは1本のビデオにたくさんの人からのコメントが寄せられます。そのため、インパクトを残そうと思うと、コメントに加えて衣装や伝え方に一工夫を掛けるようにしましょう。
たった10秒のビデオレターですが、内容次第では新郎新婦さまに本当に喜んでもらえる瞬間になります。
ふたりへの「おめでとう」の気持ちを込めて、内容の濃いビデオレターにしてあげてください!