近年、結婚式の余興でNHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル仕事の流儀」のパロディムービーを制作する人が増えています。
新郎新婦のプロフィールや仕事ぶりをカッコよく紹介できるとあって、作ってもらう側はもちろん見ている側にも喜んでもらえる非常に魅力的なアイデアですよね!
そこで今回は、余興ムービーをプロフェッショナル風に作る5つのポイントを詳しく紹介していきます。
この記事を読むことで本家プロフェッショナルに近い仕上がりになるので、ぜひ参考にしてみて下さいね!
みんなが作ったプロフェッショナル風の余興ムービーを見てみよう
結婚式の余興ネタとして人気が高いプロフェッショナル風のムービーは、Youtubeに制作事例がたくさんアップされています。
まずは、その中でも特に完成度が高い動画をチェックしてみましょう!
超本格的!まるで実際のプロフェッショナルを見ているような「余興の流儀」
【出典:YouTube】
この動画は、制作者が自身の結婚式用に編集したプロフェッショナル風の余興ムービーです。
字幕やテロップ、ナレーションが本家に限りなく近いので、何も考えずに見ると本物のプロフェッショナルを見ているような錯覚に陥ります。
※制作者の意図により、Youtube用の動画には出演者の顔が隠されています。
プロフェッショナルのオープニングを意識した字幕。本家ではプロフェッショナルたちを象徴する言葉から始まりますが、この動画では両親への想いを伝えています。
プライベートな一面を盛り込むことで、よりプロフェッショナル感が増していますよね!左上テロップがかなりいい仕事をしています。
このムービーの優れている点は、主人公を後ろや横から撮影する追いかけの動画と、正面からのインタビュー姿を撮影する動画を織り交ぜていることです。
これによってプロフェッショナルならではの臨場感が演出できるので、動画撮影時にはぜひ真似したいポイントです。
笑いあり涙あり!プロフェッショナル風「プロポーズの流儀」
【出典:YouTube】
この余興ムービーは、新郎がプロポーズを成功させるまでの過程をプロフェッショナル風に編集した動画です。
新郎の真面目な姿に何度もクスッと笑わされてしまいますが、画質や撮影方法にプロ並みのこだわりを感じられます。終盤の感動的で可愛らしいワンシーンが見どころです!
プロポーズに対する想いを熱く語る新郎。プロフェッショナルさながらの真剣なインタビュー姿に、式場が笑いの渦に包まれていることが想像できます。
歩きながらインタビューを受けているこのシーンでは、プロフェッショナルの代名詞とも言えるスガシカオさんの「Progress」が流れています。
この曲と左上のテロップが、普通の動画をプロフェッショナルっぽく仕上げるための魔法をかけてくれます!
この余興ムービーは、全編通してどこを見ても動画の画質が非常に高いことが最大の魅力です。新郎が常にフォーカスされる撮影方法なので、素人が撮影したものとは思えない仕上がりとなっています。
大切な友人のために作られた思い出いっぱいの感動作!「真君の流儀」
【出典:YouTube】
この動画は、新郎のために友人たちが集まって作られた余興ムービーです。
新郎はこれまでに何度も友人たちの結婚式で余興を任されてきたそうで、そのお返しに今度はみんなが新郎を喜ばせようという話からプロフェッショナル仕立ての動画になったんだとか。
ほっこり友情を感じられるあたたかい作品に仕上がっています。
こちらがこの動画の主人公。主役を目立たせるのにとても効果的な演出です!
プロフェッショナル風の余興ムービーを制作する上で欠かせないテロップ。「○○の流儀」部分はどんな言葉に書き換えてもプロフェッショナルっぽさがなくならないのが不思議!
動画後半は新郎との思い出を振り返る写真がたくさん。新郎の人柄が伝わってきて、何度でも見返したくなります。
プロフェッショナル風の余興ムービーは、主役のリアルな仕事ぶりを題材にするも良し。
笑いの要素を詰め込むも良し。実はかなりアレンジが効く便利なネタとして使えます。
これから紹介する5つのポイントをおさえておけば、どんな動画もプロフェッショナルっぽく仕上がります。余興ムービー制作にとりかかる前に、以下のポイントをしっかり頭に入れて動画撮影や編集に挑みましょう!
プロフェッショナル風の余興ムービーを作る際のポイント5選
実際の制作事例をチェックしたところで、次はさっそく自分でも動画編集を始めてみましょう。ここでは、プロフェッショナル風の余興ムービーを上手に作るために必要なポイントを詳しくご紹介しています。
①プロフェッショナルのテロップを表示させる
本家のプロフェッショナルを見ると、画面左上に「プロフェッショナル 仕事の流儀」というテロップが表示されているのがわかります。
このテロップがあるだけでどんなシーンでもプロフェッショナル風に見えるので、まずはプロフェッショナルのロゴを手に入れましょう。
ロゴはGoogleで「プロフェッショナル ロゴ」と検索するとヒットします。「仕事の流儀」を自分流にアレンジすると、パロディ感が強まっておもしろいですね!
②主役の語りには字幕をつける
実際の番組では、プロフェッショナルの語りには全て字幕がつけられています。これを真似して、主役のセリフにはできるだけ字幕をつけるようにして下さい。
字幕には、プロフェッショナルっぽさをアピールする目的以外に、式場が騒がしくても視覚から内容を伝えられる効果も期待できます。
撮影に使用するスマホやカメラの性能によって音声に不安が残る場合もありますから、字幕の効果を最大限に利用し、プロフェッショナル感を思い切り強調しましょう!
③ナレーションの挿入
本物のプロフェッショナルでは、主役本人の語りの他、橋本さとるさんや貫地谷しほりさんのナレーションが挿入されています。
橋本さんが番組の公式サイトで「自分の感情が出ないようにしている」と語っている通り、淡々とした語り口でナレーションを吹き込みましょう。
ナレーションは自分で準備するのもいいですし、「テキストーク」といった音声読み上げソフトを使うのもOK。
どんな内容にするかは一度本物のプロフェッショナルを見て、あらかじめ台本を作ってしまうと動画が作りやすくなるのでオススメです!
④プロフィール紹介で主役をクローズアップ
結婚式に出席するゲストはみんな主役のことを知っているはずですが、余興ムービーの中ではあえてプロフィール紹介のシーンを作ってみて下さい。
プロフェッショナルたちのプロフィール紹介にはいくつかパターンがあるようですね!
プロフィール紹介といっても、動画に盛り込むのは名前や年齢、職業だけで十分です。
プロフェッショナル感を出すのはもちろん、余興ムービーにメリハリを出したり、見る人の意識を動画に向けさせる効果も期待できます。
⑤余興ムービーの後半には「Progress」挿入
今回紹介する4つのポイントのうち、絶対にハズさないでほしいのがプロフェッショナルの主題歌であるスガシカオさんの「Progress」を挿入することです。
この曲を聞くだけでプロフェッショナルを連想する人は非常に多いですから、その効果を利用しない手はないですよね!
挿入するタイミングは、余興ムービーのエンディング部分もしくは動画内で一番盛り上がるシーンがオススメ。
「ずっと探していた〜♪」のフレーズが聞こえてくるだけで、動画を見た人はリアルなプロフェッショナルを見ているような気持ちになります。
動画制作に自信がなくても、曲が持つイメージの助けを借りて余興ムービーをプロフェッショナル風に大変身させましょう!
以上、結婚式の余興ムービーをプロフェッショナル風に編集するためのコツをご紹介しました。
全てのポイントを動画内に取り入れて、新郎新婦やゲストに喜んでもらえるような余興ムービーを制作して下さいね!
より本格的なプロフェッショナル風の余興ムービーを作るにはプロに依頼するのもオススメ!
プロフェッショナル風の余興ムービーは、新郎新婦はもちろんゲストにも喜んでもらえる人気のネタではあります。
しかし、撮影方法や編集技術で高いクオリティが求められるため、動画編集初心者さんはハードルが高いと感じてしまいますよね。
プロならこんな悩みを解決してくれます。
- そもそもプロフェッショナルのロゴが制作できない
- プロフェッショナルのオープニングのアニメーションを入れたい
- ナレーションを自分で読んでいい感じになるか不安
例えば、先ほどご紹介した③ナレーションを吹き込むというポイント。
自分の声だと本物っぽさが薄れてしまうし、かといって音声読み上げソフトも無料版では選べる声の種類がかなり制限されてしまいます。
また、テロップや字幕をつけるのもかなりの手間がかかりますから、自主制作となると相当な時間と労力が必要となるでしょう。
どうしてもプロフェッショナル風の動画を作りたい!でも上手く編集できるか自信がない…。
そんな方は、より高品質な余興ムービーを製作してくれるプロに依頼するのがオススメです!
プロにお願いすると料金が高いというイメージをお持ちの方が多いかと思いますが、友達数人が集まれば1人あたり5,000円ほどで本格的な余興ムービーを制作してもらえます。
プロに依頼すれば、イメージをしっかりと形にした本物に近い動画に仕上げてもらえますし、何より自分で手間や時間をかける必要がありません。何より確実に仕上げてもらえます。
>>おすすめの余興ムービー制作会社さん
(修正対応が何度でも可能で!プロフェッショナルムービーの制作実績多数あり!口コミもいいので信頼できます☆)
プロフェッショナル風の余興ムービーは、主役をおもしろく、そしてカッコよく見せるのに非常に効果的なアイデアです。
今回紹介した5つのポイントをつかむことで、本物のプロフェッショナルにかなり近い仕上がりになるので、編集で困った時はぜひ参考にして下さいね!