名古屋市内に住むT様より高所恐怖症の新郎にバンジージャンプを飛ばせるドッキリを仕掛ける映像を余興で流したいとサプライズムービーの編集の依頼をいただきました。
バラエティ番組のようにBGMやテロップを使って演出をしてほしいというオーダーをいただきました。
今回カメラは3台あり、バンジージャンプで飛び込んでいる映像を3つのアングルで撮影しているのでうまく編集にしたいということです。
ただ、結婚式までは残り5日間と日にちがありませんでした。他のお客さまの納品スケジュールを調整して、編集の依頼を受けました。
今回、どういった感じで製作を進めたのか?短期間でどのように製作したのかをお伝えしていきます。
お客様のバンジージャンプのムービーのイメージとは?
お客様より満足度の高い映像を作る秘訣として事前にお客様とサプライズムービーのイメージの共有を行います。
当社は、お客様の要望に沿った動画を製作するためにどういったムービーを作りたいかをお客様に伺う際に、Youtubeにある動画を送っていただきます。
その理由は、大きく2つです。
・言葉で伝えてもらうより実際の映像の方が100倍イメージが湧きます。
・お客様も初めての映像製作ということでどうやって伝えていいか分からない。
今回のイメージはこういった動画でした↓↓
具体的な要望をヒアリングしていきます
参考にしたい動画を確認した後に、動画ののどういった部分がいいと思っているのか?真似して制作したいのか?など詳細を聞いていきます。
今回の要望は?
・新婦へのサプライズムービーを作りたい
・納期は5日間後希望
・内容は高所恐怖症の新郎にバンジージャンプを飛ばせるドッキリ を仕掛けるというものです。
・参考Youtubeの動画の構成を同じように作成希望。特に参考動画のバンジージャンプを跳んだ時の編集の仕方を同じようにしたい。
特にバンジージャンプを跳ぶ際の演出をこだわりたいので具体的なご指示も頂きました!
今回のお客様は、一度ご自身で編集を試みたが、どうしても上手く行かない為、依頼を頂きました。
動画は、3アングルで撮影している為、SDカード1枚、micro SDカード 2枚でデータを頂きます。
愛を叫ぶサプライズムービーの完成
お客様の要望を元に完成した動画がこちらになります。当初予定していた8分よりも大幅にボリュームが出ましたが、内容の濃い動画が制作できました。
サプライズムービーを短期間で納品するまでの流れ
1、SDカードやMicroSDカードを郵送して素材を回収
バンジージャンプを行なったカメラの素材を郵送で送って頂きます。当社の場合は、メールやLINEでも素材を送っていただけますが、時にはパソコン操作が苦手だったり、ビデオカメラからデータをパソコンに取り込む作業ができない方がいらっしゃるので記録したメディアをそのまま送っていただくケースもございます。
お客様が送りやすい方法で送っていただけます。
2、郵送の間にイメージをLINEで共有
お客様にイメージがある方なので先に編集のポイントを伺いました。イメージをいただけるとこちらも編集がしやすくなります。仮編集をさせていただく段階でよりお客様のイメージに近づける努力をしました。
3、仮編集をして確認をしていただきます
まずはいただいた素材をざっと並べて編集を致します。まず素材を一本の動画の形にすることでお客様もどういったものになったか分かります。この状態をいかに早く作るかが大事だと私たちは考えています。
撮影いただいた素材を編集して形にすることで、ベースができるのでここを元にさらにイメージに近づける作業を行なっていきます。
4、要望を細かく頂き、動画を作り込んでいきます
仮編集したものをベースに、細かな修正ポイントが出てくるので対応をしていきます。この時に、お客様と編集者の中で認識のズレが無いかを確認することが大切になります。
主観的な言葉をいかに同じイメージにするかはヒアリング能力が問われてきます。
例えば、もっと可愛い書体を使って欲しいです。と言われた際は人によって可愛いって感覚が違ってきます。実際に作業をする前に、書体の候補をお送りして選んだいただいたりします。
事前に確認をすることで無駄な作業を減らすことができます。当社が安価でサプライズムービーを編集できる理由の一つにヒアリングをしっかりと行うことで修正作業の回数を減らすことができています。
お客様の要望に沿って何度でも修正は可能ですが、だいたい3回くらいまでに修正作業は完了しています。だから、納期も短くても対応が可能なんです。
5、さらに良いものにするために細かい部分まで修正
今回のお客様は非常に丁寧に細かな指示を頂きました。要望も多いのですがしっかりと細かな指示をいただけるので修正内容にズレがなくどんどん完成まで進めることができました。
6、速達で郵送して5日後には納品完了
依頼を頂き5日後にはお客様の手元にDVDをお届けできました。「理想通りのムービーになっています」というお言葉をLINEでいただくと非常に嬉しく思います。
サプライズも大成功したそうです!
理想通りにサプライズムービー制作するコツ
今回、短期間の制作でしたがお客様も迅速に対応をいただき、理想通りのムービーを制作することが出来ました。この制作の事例を元にどういったことを意識すると理想通りのサプライズムービーが制作できるかを考えていきたいと思います。
「イメージの共有」、「熱い思いを持って取り組む」、「丁寧に分かりやすく伝える」の3つのポイントが良かっと思います。
イメージの共有
制作したい動画のイメージをYoutubeで共有できた。そして、ベースの動画を元にさらに自分たちはこういった形にしていきたいという点が明確になっていた。
熱い思いを持って取り組む
今回、依頼主さんの熱い思いが僕たちがいつも以上に力を入れて編集をした理由かなと思います。やはり、いいものをつくりたいという思いは伝染するので、サプライズムービーを制作する際には熱い思いを前面に出して制作してくださいね。きっと制作する業者さんもその想いに応えようと、いつも以上に力を入れてくれるハズです。
丁寧に分かりやすく伝える
映像の編集は結構、手間がかかってしまうものです。1箇所を修正して書き出して、お客様に確認してもらうだけでも結構な時間がかかります。修正作業を少なくできるということは、クオリティをあげるための時間をその分確保できるということにもつながります。
だから、依頼主さんは修正点や要望は分かりやすく丁寧に伝えるように心がけてください。限られた時間で理想に近づけるためにはお互いの協力が不可欠です。
今回、理想通りのサプライズムービーを制作するための3つのポイントを紹介させて頂きました。このポイントを抑えれればきっと、最高の映像になって披露宴のサプライズも成功することでしょう。
ぜひ、今回の内容を参考に熱い思いを持ってサプライズムービーの制作に取り組んでみてください。