結婚式のケーキ入刀について、知っているようで知らないこともあるかもしれません。今回はケーキ入刀についての詳細についてお伝えしていきますので、ケーキ入刀について違う視点からも見ていただければと思います。
ウェディングケーキ入刀について
ケーキ入刀はなぜ行われるの？と思う人は多いですよね。様々な意味があるのですが、よく言われているのが、新郎新婦共同の初めての作業というもの。
確かにケーキ入刀は、本当に意味のあるものに感じますよね。二人で並んで仲良くケーキ入刀をしている姿は、とても微笑ましいものがあります。ゲストから見ても「二人は結婚したんだなぁ」と感慨深いものがあるでしょう。
そして新郎新婦にとっても、二人での初めての共同作業…と思うとドキドキして高揚してくるはずです。ケーキ入刀にはこれ以外にも、二人の幸せをゲストにお裾分けする意味があるのです。
そのため、ケーキ入刀の後に皆にケーキを配る場合が多いですよね。これはケーキを通して幸せをお裾分けしていることになりますので、このケーキを食べると幸せになれる！と思う人は多いのではないでしょうか。
ケーキ入刀について意識しておきたいこと
ケーキ入刀をいつにするのか、つまりはタイミングについて意識しておくことは必要になります。ケーキ入刀のタイミングを決めておけば、結婚世式全体が更に盛り上がったり、メリハリのあるものになったりするでしょう。
様々なタイミングがありますが、例えばお色直しの後なども良いですね。お色直しはシャッターチャンスとして、盛り上がる時です。この時には新婦がどのようなドレス姿になるのか、ワクワクする人が多いでしょう。
そのため、新婦がお色直しをしたドレス姿でケーキ入刀をすれば、シャッターチャンスとしても、更に素敵なものになるでしょう。お色直しが済むまでは、新婦は緊張をしている場合があります。
お色直しを何回するかにもよりますが、もし和装をするのならケーキ入刀の後の方が楽かもしれません。可能でしたら、ドレス姿でのケーキ入刀をすると良いでしょう。タイミングを事前に決める時に、どのタイミングが一番自分たちにとってベストなのか、そしてゲストにとって喜んでもらえるのかを考えてみましょう。
どのタイミングでも良いわけではありませんので、事前に最適なタイミングを決めながら、結婚式の構成を考えていくのも良いですね。
緊張しやすい場合は
ケーキ入刀に対して、予想以上に緊張をしてしまう場合もあります。こういう時には新婦は出来ればナイフを両手持ちにしましょう。ナイフを片手で持ってしまうと、もしもの時に落としてしまう場合も。
こう考えると、最初から女性らしく両手持ちをしておくようにしたいですね。そして緊張するねと新郎に伝えるようにしましょう。新郎のほうが緊張をしている場合もあるのです。でも二人で緊張について話し合うことで、少し穏やかな気持ちでいられるでしょう。
自分の中で緊張をしてしまうからどうしよう…と思った時には、笑顔に無理にならなくても口角を上げるようにしてみると、自然に笑顔になることが出来るのです。ケーキ入刀自体は、思っていたよりも楽しいものですから、幸せな気持ちで行えるでしょう。
想像だけの時には、とても緊張する…と悩んでいても、実際ケーキ入刀をしてみると、この記念すべき瞬間をとても幸せだと感じるものです。この人と結婚が出来て良かったとお互いに思える瞬間とも言えるでしょう。
ファーストバイトについて
ケーキ入刀の後の撮影タイムの後は、お互いにウェディングケーキを食べさせ合う、ファーストバイトの時間です。
ファーストバイトは何のためにするの？と思う人もいるかもしれません。まず新郎から新婦へケーキを食べさせます。これは一生かけて食べ物には不自由させない想いを込めたものなのです。
結婚してからも安心してついてきてほしい気持ちが入っていると思うと、新婦としてはとても感動しますよね。そして次に新婦から新郎へケーキを食べさせます。これは、いつも美味しいご飯をあなたのために作りますという意味です。
ファーストバイトを知らない年配のゲストから見ると、意味が分かりにくい場合もありますので司会の人に説明をしてもらうようにすると、安心してファーストバイトが行えますね。
ファーストバイトを以前見た経験があった人としては、理由が分からなかったということもあるかもしれません。でも実際に自分が行う時には、やはり意味をしっかり理解して行うようにしたいですね。
ケーキ入刀は素晴らしい演出に！
ケーキ入刀は、自分たちにとって素敵だなと思い選んだケーキを入刀する、いわゆる魅力的なイベントになるのです。
こう考えると、自分にとってもゲストにとっても魅力的なケーキ入刀を、大切に行うようにしたいですね。いつの間にか済んでしまう短い時間のものだからこそ、この時間を充実したものにするように、事前に考えておくようにしましょう。
