PV風余興ムービーで結婚式を盛り上げる!実例5選と動画制作のポイント

余興ムービーPV 余興ムービーのアイデア・ネタ

PV風余興ムービー

結婚披露宴等で上映される新郎新婦友人制作の余興ムービー。
新郎新婦はもちろんゲストも思わず見入ってしまう余興ムービーができたら披露宴全体を盛り上げることができて良いですよね。そこでおすすめしたいのは、多くの人に注目してもらいやすく会場全体が盛り上がりやすいPV風の余興ムービーです。
ムービーのシナリオ作りや映像のカット割りなどの手間はかかりますが、動画一本で会場全体を盛り上げることができ、新郎新婦を喜ばせることができます。しかも、動画撮影や編集の特別な技術は必要ありません。

この記事ではPV風余興ムービーを作るときに、どこに注力すべきなのか、3つのポイントを実例とともにお伝えします。

そもそもPV風余興ムービーとはどんなものか?

PV風余興ムービーとは、まるでミュージシャンのPVのように、カッコいい映像をいろんな場所で撮影し、ストーリー仕立てで伝えていく映像のことです。実在するアーティストのPVをパロディしているものも含みます。

結婚式の余興でPV風ムービーを制作・上映するのは、以下のようなメリットがあります。

・会場全体を巻き込んで盛り上げられる
・新郎新婦やゲストの印象に残る
・特別な映像撮影技術が必要ない
・当日は基本的にはビデオを流すだけなので楽

PV風余興ムービーのいいところは、新郎新婦だけでなくゲストにも面白さが伝わる動画作りやすいので、会場全体を巻き込むことができることです。

結婚式の余興でありがちな内輪だけが盛り上がって、その他の友人や親族が無視されてしまうという状況を防ぐことができます。

余興をやる側にとっては映像を完成させさえすれば、当日は完成した映像を流すだけなのでとっても楽です。
PV風余興ムービーは、制作に手間と時間はかかります。しかし、どんな人でも制作にチャレンジできて、当日に緊張する必要もなく、新郎新婦やゲストを惹きつける余興を実現してくれるのです。

会場が盛り上がった!かっこいいPV風余興ムービー5選

実際に制作する際に参考にできるPV風余興ムービーを厳選しましたので紹介します。ぜひ企画を練る際に参考にしてみてください。

オープニングをこだわっている


【出典:YouTube

新婦の友人がきゃりーぱみゅぱみゅのファッションモンスターのPVのパロディを全力でやった動画です。本編のクオリティも素晴らしいのですが、この映像はオープニングも凝っています。

突然撮影した映像を上映するのではなく、前置きで新婦への結婚のお祝いメッセージと想い出の写真などを写すことでゲストにも新婦との関係性を示しているのです。

映像の中で登場人物と新婦との友情を最初に示すことで、新婦に喜んで貰えることはもちろん、見ている会場のゲストにも「こんなに深い絆の友人なら、きっと頑張って映像を作ったんだろうな」と興味を持って貰いやすくなりますよ。

その後のカウントダウン映像も会場にいる方々の映像を見るモチベーションをアップさせているのるので良いですね。

一眼レフできれいな映像を撮影

 【出典:YouTube

一眼レフを使用し、人物を撮影すること、で雰囲気のあるおしゃれなムービーに仕上がっています。内容はみんなで集まってスケッチブックにメッセージを書いて、音声のメッセージを伝えるというシンプルなものです。しかし、その様子を、一眼レフで撮影したことで、テラスハウスのオープニングの映像のような洗練された雰囲気に仕上がりました。

周りの風景をぼかすという設定で撮影したことにより、出演者の表情がきわだって、おしゃれな雰囲気に仕上がっているところが良いですね。

余興だからと言って、必ず笑いが起こるような面白ムービーをつくらなければいけないわけではありません。このような会場全体がほっこりと幸せなムードにすることができる余興ムービーも大いにアリなのです。

多くの人が知るVTRを完全パロディ

【出典:YouTube

auのCMで有名な「やってみよう」の映像を完全に再現したVTRです。元ネタのVTRは浦島太郎や金太郎、桃太郎など童話の登場人物になっており、衣装やロケーションの再現度は素晴らしいですね。撮影技術の問題で映像の質が落ちる場面もありますが、撮影アングルを細かく再現されていたので、あまり気になりません。

auの三太郎シリーズのCMはテレビでもたくさん流れていたので、ネタについていけないという人も少なく、会場が盛り上がったことが想像されます。

映画のプロモーション映像をパロディにしたもの

【出典:YouTube

大ヒット映画「君の名は。」のプロモーションビデオのパロディです。「君の名は。」の世界観や印象的なセリフを活かし、「君の名は。」の映画と似たストーリーの「嫁の名は。」という架空の映画のプロモーションムービーという設定で映像を制作しています。カット割りが多く、映像自体も見ごたえのあるクオリティの高い作品です。

音楽PVだけではなく、人気の映画、CM、TV番組をパロディにして余興ムービーにする企画も会場全体に元ネタがわかりやすく、盛り上がりやすいでしょう。

動画に登場する演者が優れている

【出典:YouTube

マイケル・ジャクソンの「Beat It」のPVの再現にチャレンジした余興ムービーです。この映像は演者の方々のなりきり度合いが真剣な点が素晴らしいポイントです。

序盤から登場する方々の真剣な表情が笑いを誘いますね。元のマイケルのPVでは、マイケルが自宅で歌って踊る映像が差し込まれるのですが、そのタイミングで生活感丸出しの室内の映像が差し込まれます。アングルは元ネタと同じなのに、大きなギャップがあって面白いです。

元ネタではアメリカの夜の路地裏の映像も挟まれるのですが、こちらではなぜか真昼間の住宅街。しかも、なぜか全員背広姿というのもシュールで笑いを誘います。

最終的には映像が披露宴会場にリンクし、実際にムービーの出演者たちが会場で踊っています。映像制作だけではなく結婚披露宴当日のパフォーマンスもあるので負担は増えますが、当日にダンスの練習ができるほど準備ができるようでしたら、このように映像を演出として使ってみるのも面白いでしょう。

新郎新婦を喜ばせてゲストを惹きつけるPV風余興ムービーをつくるポイントは?

どんなポイントに気を付ければ、新郎新婦を喜ばせて、ゲストを惹きつけるPV風余興ムービーがつくれるのか、具体的な注意点やポイントを解説していきましょう。

・多くの人が知っているPVやテレビを真似る
会場にいる誰もがわかりやすいように、多くの人に知られているPVやテレビの映像を真似するのはおすすめです。最近であれば、DA PUMPの「USA」のダンスの映像は誰もがわかるものでしょう。有名な楽曲であればあるほど、会場全体が元ネタを知っている可能性が高くなるため、内輪ネタになることなく盛り上げることができます。

・再現性を高める
新郎か新婦が好きなアーティストがいる場合は、そのアーティストの代表曲のPVをまるまるパロディしてみるというのも良いでしょう。YouTubeなどでそのアーティストのPVを見て、どうやって再現するかを考えてみてください。完全に再現するのは難しいので、再現性を高める際は、特に以下の点を注力しましょう。

・出演者の洋服やメイクを本人に寄せる
・本物のPVのアングルと揃える
・本物のPVと似た雰囲気の場所で撮影する

なるべく有名なアーティストを選んで、会場のゲストにわかりやすくすることが大切です。元ネタのPVは知らなくても、元ネタのアーティストさえ理解できれば、会場は湧きます。

・オープニング、出だしに注力をする
結婚披露宴でVTRを流す際、最初の掴みが非常に大切です。会場に見る準備をしてもらう前振りに凝ってみましょう。

前振り動画を凝ることで「なんだか面白いものが始まりそうだ」と思わすことができれば勝ちです。カウントダウンの映像でも、その前に映画が始まる前の供給会社のロゴのパロディを入れるなどするのもアリだと思います。(東映オープニングの「荒磯に波」やワーナー風のロゴなど)

・PVでよく使われる演出を使用する
オリジナルでカメラアングルなどを考えるときは、音楽のPVでよく使われる演出を積極的に使用すると良いでしょう。

カメラ目線で歩いてみたり、急に横からメンバーが登場したり。手でカメラを隠して、次のカットで場所を移動したり…。こういったPVでよく使われる演出のネタ収集には岡崎体育さんの「MUSIC VIDEO」のPVを見るのがオススメです。
たくさんの演出のネタが歌詞となって、実際にPV上で使用されているので、とても参考になるでしう。

【出典:YouTube

事前準備が大切!

それでは、PV風余興ムービーの作り方を具体的に説明していきます。制作スケジュールを立てる際の参考にしてみてください。

  • 制作スケジュールを決める

大体2か月程度を見てスケジュールを練りましょう。

映像の構成決め1週間、機材や材料の準備に1週間、撮影するのに2週間、編集作業に1か月という、なるべく余裕をもったスケジュールを立てることが大切です。

出演者の都合がバラバラな中で撮影スケジュールをつくって、それに沿って撮影していくのは、なかなか時間がかかります。構成・撮影だけでも1か月程度は見た方がいいでしょう。

さらにビデオを編集するにも、初心者であれば余裕をもって1か月程度はかかると考えておくべきです。このような手間と時間がかかってしまうのが、PV風余興ムービーのデメリットと言えます。

  • 映像の構成を決める

まずはどんなPVをモチーフにして、誰が登場してどんな撮影を行うのかを決めましょう。この時の構成に沿って、今後の撮影の準備をしていく必要があるので、全体像を視覚的にイメージしながら明確に決めていくことが大切です。絵コンテを書き、映像のイメージを固めましょう。

  • 機材・材料を準備する

制作に必要な品物は以下のようなものです。

準備するもの

・カメラ(スマホでもOK)
・三脚
・編集のためのパソコン

映像のクオリティを上げるのであれば三脚は必須です。なるべく三脚を使って撮影することで、手ブレがなくなり、素人臭さが軽減します。

  • 撮影する

スムーズな撮影のためには、事前準備が大切です。

どこでどのような撮影を行うのかをはっきり決めて、出演者に伝えておくことで、撮影をスムーズに進めやすくなります。

  • 撮影した映像を編集する

映像が揃ったら、その映像を動画編集ソフトで編集します。アングルや企画にこだわっていれば、特別な技術力の必要がない、シンプルな編集でも、十分に面白い映像が制作できます。

シンプルな編集であれば、Mac OSに標準装備されているiMovieや、無料でダウンロードできるAviUtlなどの動画編集ソフトで十分可能です。

PV風余興ムービーは会場全体を盛り上げることができる

PV風余興ムービーをうまく作るポイントは誰もが知っている有名な元ネタを使用し、元ネタをよく見て再現性を高めることが特に重要です。元ネタを共有することで、内輪だけの笑いに終わらず、みんなで楽しめる余興ムービーを完成させることができます。

特別な撮影技術や映像編集技術は必要ないので、ぜひPV風の余興ムービーの制作にチャレンジしてみてください。

時間がないけどどうしてもPV風余興ムービーを作りたい方、もしくはプロが撮影したクオリティの高い本格的なPV風の作品を作りたい場合は映像制作業者に依頼するのも良いでしょう

プロに依頼した場合のメリットについては、こちらの記事をご覧ください。

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ぜひこの記事を参考にクオリティの高いPV風余興ムービーを制作し、新郎新婦に喜んでもらい、最高の想い出を作ってくださいね。

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