大切な友人の結婚式。招待状が届いて、一度は「出席」の連絡をしたものの…。
何らかの理由で、突然結婚式に「欠席」しなくてはいかなくなることもあります。
でも先に出席の返事をしてしまっている手前、改めて欠席の連絡はどうしてもしにくいですよね。
大切な日のことだからこそ、出来る限り相手に嫌な思いをさせずに欠席の連絡する方法はないかと考えると思います。
そこで今回は招待状で一度は「出席」の返事をしたけど、改めて「欠席」しなくてはいけなくなった時の対処法についてご紹介します。
※結婚式の招待状が届いたときの欠席の連絡方法はコチラの記事をご覧ください!
【招待状が届いたけど欠席するときはどうすればいいの?】結婚式を欠席するときのマナーとは?
結婚式に行けなくなったときの連絡方法
まずは結婚式に行けなくなったと分かった時点で、新郎新婦には早急に連絡を!そのときのマナーについてご紹介します。
欠席の連絡は直接か電話で伝えるのがベスト
結婚式を欠席すると新郎新婦に伝えるときには直接会って伝えるか、難しい場合は電話で伝えるのがマナーです。
- 欠席の理由
- 謝罪の言葉
- 結婚お祝いの気持ち
以上の3点は必ずセットにして伝えるようにします。
一番大切なのは、2つめの「謝罪の言葉」。一度、出席の連絡をしていることで、新郎新婦は引き出物や配席、料理の手配なども進めているはず。それを全て一旦キャンセルする必要があります。様々な手間を掛けてしまうこと、そして何よりお祝いに直接行けなくなってしまったことを心からお詫びするようにしましょう。
欠席の連絡は早ければ早い方が良い。なぜなら…
結婚式を欠席するときには、出来るだけ早い段階で連絡をするようにします。なぜなら、ゲストを1人招待するのに「引き出物」「引き菓子」「プチギフト」「印刷物関係(席札、メニュー表、席次表など)」「料理」「飲み物」などの手配をしているからです。
更にポイントになるのが、挙式日から1ヶ月前。
招待状の返信期日は通常、挙式日の1ヶ月前を目安としています。その為、1ヶ月前になるとある程度出席者も分かってくることから、ゲストに必要なアイテムの手配に入ります。
2週間前くらいになるとほぼ手配は終了し、後は納品を待つのみに。そのためキャンセル出来ないアイテムも出てきます。席次表なども印刷に入ってしまっているので、その時に欠席の連絡をしてしまうと「欠席している人を修正して、もう一度刷り直す(もちろん費用は全額負担となります)」「欠席している人が印刷されたままにしておく」などの判断を迫られることにも。
このように欠席の連絡をいつするかにより、新郎新婦に費用や手間など大きな負担をかけてしまうことにもなりかねません。
だから結婚式に出席出来ないと分かった時点で、早急に連絡するように心掛けてください。
結婚式に行けなくなったときのお祝いの仕方
結婚式に出席出来ないとの連絡をした後の、お祝いの仕方も気になるところですよね。例え結婚式に出席出来なくても、お祝いの気持ちを形で表すことはとても大切です。
結婚式を欠席するときの御祝儀相場
結婚式に出席しない場合、必ずしも「御祝儀は渡すもの」というマナーはありません。ただし前述の通り、いつ欠席の連絡を伝えるのかどうかで、御祝儀を渡す必要がある場合もあります。
ここでは、そんな結婚式を欠席するときの御祝儀マナーについて詳しく解説していきます。
欠席のときの御祝儀の相場とは?
友人関係で、結婚式を欠席するときの御祝儀相場は1万円程度と言われています。
そう言われると「友人なら普通3万円なのでは?」と疑問に思う人もいるかもしれませんね。この3万円という相場は、結婚式に出席する場合の御祝儀相場。3万円には披露宴の時にいただく料理や飲み物、引き出物などの費用も含まれています。
そのため、結婚式に欠席する場合にはこれらの費用が必要なくなるので3万円程の御祝儀は必要ないという理由です。
挙式日の1ヶ月前を過ぎてからの欠席の場合は御祝儀金額は慎重に
先ほどもご紹介した通り、挙式日から1ヶ月を切ると様々なアイテムの手配が始まります。2週間前になると、ほぼ全てのものがキャンセル出来ない状況に。
結婚式の欠席が挙式の1ヶ月前を過ぎてしまっている場合には、例え結婚式に出席しなくても本来渡す予定だった3万円程度は御祝儀として渡すのがマナー。
どうしても欠席出来ない理由があるからといっても、結婚式を直前で欠席してしまうのは新郎新婦にあまり良い印象は残りません。しかし、致し方ない欠席です。そんな時は、出来る限りの配慮を尽くして新郎新婦に負担の掛からないようにしましょう。
相手が自分の結婚式に出席してくれている場合は同額を渡す
もし既に自分が結婚式を終えていて「相手がその結婚式に出席してくれていた」という方もおられるかもしれません。そんな場合にはいただいた御祝儀と同額を渡すのがマナーとされています。
御祝儀ではなくプレゼントでお祝いするのもアリ
挙式日から1ヶ月以上まだ日がある段階での欠席の場合には、必ずしも御祝儀として現金を贈る必要はありません。同額程度のプレゼントを渡してもOK。しかし、一般的には御祝儀を渡している人の方が多いのは事実。
これは「本当に相手が欲しいと思えるものが渡せるかどうか自信がない…。そんなときは、現金の方が喜んでくれるのでは?」といった理由もあるようです。
もし新郎新婦との間柄が近く、必要なものや好みのものが分かっている場合には、プレゼントしてあげても喜んでくれるかもしれませんね。
またプレゼントを渡すときには、メッセージカードを添えて「結婚式に行けなくなったことへの謝罪の気持ち」と「結婚をお祝いする言葉」は必ず伝えるようにしましょう。
結婚式当日には電報を送るとより丁寧
御祝儀、もしくはプレゼントを渡したとしても、より丁寧に対応するなら結婚式当日に電報を送ると良いでしょう。今、電報は様々なデザインのものがあります。シンプルなものや、バルーン電報、お花と一緒に送れるものも。新郎新婦の好みを知っているなら、それに合った電報を送ってあげてください。
電報を送るときに気をつけるべきポイントは3つです。
- 電報は挙式日の前日に届くように手配する
- 新婦が友人の場合、宛名は旧姓で
- メッセージには「出席出来ずに申し訳ない」「ドレス姿が見られなくて本当に残念です」など欠席に関わる一言コメントを
まとめ
結婚式に一度は「出席」の返事をしたけど、欠席しなくてはいけなくなったときの対処法についてご紹介しました。
結婚式に招待されるということは、それだけ新郎新婦とも関係が深いという証拠。これから先も良好な人間関係を継続させていくためには、結婚式の欠席はより丁寧に慎重に、出来る限りの心配りを心掛けるようにしましょう。

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