結婚式は楽器を使った余興をしたい!失敗を防ぐためのコツを紹介
披露宴での余興を頼まれたら「何をしたらいいのか?」と悩みますよね。
そんなときは、ご自身や一緒に余興をする人の得意な分野を取り入れて考えてみるのはいかがですか?
新郎新婦さまが音楽好きで、余興を頼まれた方の得意分野が音楽ならば、楽器を取り入れた余興がおすすめ!
今回は、結婚式で楽器を使った余興をお考えの方へ、失敗を防ぐための段取り方法をお伝えします。
楽器を使う結婚式の余興はたくさんあります
生演奏での余興は見た目に華やかさもあり、ライブ感覚で楽しい余興になりますね。
結婚式の余興で人気の高い楽器演奏といえば……
- ギター弾き語り
- ピアノ演奏
- バンド演奏
- ハンドベル
など。
ですが演奏で成功するには、やはりクオリティが大事です!
折角の結婚式の演奏です。
付け焼刃ではなくて「上手だな」と思ってもらえる演奏でありたいもの。
その為には、とにかく練習あるのみです!
(出典:Youtube)
結婚式で楽器を使った余興をするときの注意点
では次に、披露宴で楽器を使った余興をするときの注意点を見ていきましょう。
余興の曲選びには細心の注意を払おう!
結婚式の余興を盛り上げたいなら、選曲はとても重要です。
流行りの曲もいいですし、ふたりの思い出の曲を演奏するのもいいですね。
歌詞の内容もしっかり把握した上で、結婚式の余興にふさわしい曲を選びましょう!
●ポイント●
結婚式では、同じ曲が何度も流れるのはNG。なぜなら同じことを繰り返すことは「再婚」などをイメージしてしまうためです。
余興で披露する予定の曲が、新郎新婦さまが決めている披露宴のBGMと被っていないかどうか確認しましょう。
何名かでの演奏ではスタジオを借りるなどして、できるだけ多く一緒に合わせてみる機会を増やすようにしましょう。
音楽スタジオは身近に意外と沢山ありますし、時間帯や人数によってお安く利用できるところも。
カラオケBOXよりお安くできるスタジオもあります。
少人数におすすめのこの様なスタジオも各地に多くあります!
(出典:MUSIC STUDIO NECO)
楽譜を用意する場合は1曲からネットで購入できるものがコスト的におすすめです!
例えば、ぷりんと楽譜というのもあります。
いちどチェックしてみてください。
また余興に関するマナーは、こちらの記事でも詳細に解説!
合わせてチェックしてみてください。
『結婚式余興カンペキマニュアル』失敗しないための準備から当日までのながれ
アンプの使用を希望するなら会場へ事前確認が必要
会場によっては、アンプの持込が出来ない場合もあります。
- となりの披露宴会場でも同時に結婚式が行われている
- 貸切の式場では、近隣の住宅やオフィスの迷惑になる
このような理由があるからです。
披露宴の演奏でアンプ使用を予定している場合には、必ず事前に式場側に確認するようにしましょう。
またアンプ使用が可能でも、延長コードなどが必要になる場合もありますよね。
- 演奏する場所
- コンセントの位置
- 延長コードの貸し出しの有無
これらを確認しておくと良いでしょう。
また、楽器の音やアンプからの音をラインで直接ミキサーにつないで会場スピーカーから出す場合は、音声ライン費などが発生する場合もあります。
事前に確認しておくようにしましょう。
ドラムセットや太鼓などは結婚式で演奏できないことも……
ドラムセットや太鼓など、かなり大きな音が出る場合は、披露宴の余興で使用できないことがあります。
これは先ほどのアンプと同じ理由で、隣接する別の披露宴会場や、近隣との騒音トラブルを防ぐためです。
ただし
「本来はドラム禁止だけど、この時間の間だけならOK」
と、イレギュラーで対応してくれる場合も。
結婚式の余興でドラムや太鼓の生演奏を予定している場合には、練習を始める前にまずは使用OKか否かを式場に確認を。
そしてOKの確認を得てから練習に入るようにしましょう。
「会場にピアノがあるから安心」ではない
結婚式場のなかには、披露宴会場にピアノを常設しているところがあります。
「だったら、そのピアノを借りて余興をしよう。」
となってしまいそうですが、ちょっと待って!
ほとんどの式場では、ピアノを利用する場合には’ピアノ使用料’がかかります。1回の使用で数千円から、高額の場合は『1回の披露宴へのレンタル料』として使用回数関係なく1~2万円と設定している式場もあります。
そのため、ピアノの使用料が余興の予算を圧迫してしまう可能性も……。
「余興の予算を出来るだけ抑えたい」という場合には、キーボードを持ち込むという裏技もあります。
結婚式の余興で、ピアノ演奏を予定しているなら、まずは使用料を確認してみましょう。
余興の生演奏は小物もいろいろ必要ですね
結婚式での生演奏となれば、楽器以外に必要になることが予想されるのが
- マイク
- マイクスタンド
- 譜面台
などですね。
通常、披露宴会場にはマイクは数本用意されています。
式場や、披露宴会場の広さによってセッティングされているマイクの本数は異なるのですが、通常は
- 司会者用(1本)
- スピーチ用(2本)
- 新郎新婦用(1本)
と、おおよそ4本から、多くても5本程度。
ですから余興用のマイクとして使用できるのは、上記の中でも3本程度。
それ以上増やすことは可能ですが、使用料が掛かる場合があるので注意しましょう。
そのほか、結婚式で楽器を使った生演奏をしようと思うと
- 譜面台
- ギタースタンド
- モニタースピーカー
などが必要になる可能性がありますね。
会場によっては、有料になるかもしれませんがレンタルできる会場、持込可能な会場、持込もできない会場など対応がさまざま。
事前に式場に問い合わせをして、楽器の備品類についても詳細に確認をしておきましょう。
そのほか、式場担当者に確認すべきことはこちらの記事にまとめています。
『余興でバンド演奏をするときのプランナーに確認する要点とは?』
披露宴当日の段取り
結婚式当日は、披露宴がはじまるまえにリハーサルをすることができます。司会者や音響スタッフ立ち合いのもと、リハーサルができるのでより本番に近い状態で最終確認ができますよ!
ただしリハーサル可能時間は、会場準備との兼ね合いで限られた時間となります。あらかじめリハーサル時間を確認しましょう。
特に、季節や室温でチューニングが変わってしまう繊細な楽器は演奏以外にチューニングの時間も確保しておく必要がありますよね。
事前にチューニングにどのくらい時間が必要なのかも伝えておくと作業できる時間を確保してくれますよ。
まとめ
結婚式で楽器を使った余興をお考えの方へ、準備のポイントや結婚式当日の段取りをご紹介しました。
結婚式での楽器の余興といえば、事前の練習だけではなく、会場の設備の確認や、結婚式当日のリハーサルなど確認すべきことがたくさん。
結婚式当日、失敗してしまうことのないよう設備面や、当日の流れを詳細に確認しておきましょう。
楽器を使った余興は、楽器の準備や練習で時間を要しますが、当日成功したときの達成感もあり、もちろん新郎新婦さまへの最高のお祝いにもなります。
余興をされる皆さんの努力が、結婚式当日報われますように。
ご紹介した内容が、お役に立ちましたら幸いです。