披露宴の受付を頼まれた時の服装やマナーとは
披露宴の受付を頼まれた時に、以前に経験のある人ならなんとなく雰囲気が分かるもの。
でも初めてとなると、とても緊張してどのようなことをするのか、そしてマナーや服装についても不安になりますよね。
そこで披露宴の受付を頼まれた時に知っておきたい内容についてお伝えしていきますので、参考にしていただければ幸いです。
披露宴の受付としての挨拶
受付での挨拶は、笑顔でお辞儀をするように心がけましょう。「本日はお忙しい中をありがとうございます」と言って、ゲストを迎えるのが披露宴の受け付けとして必要です。
基本的には、親族の側になってゲストをお迎えしましょう。もしゲストが新郎新婦の親族と分かった時には、「本日はおめでとうございます」と、こちらから声をかけることが出来れば、披露宴の受付としてとても素晴らしい対応です。
披露宴の受付としてまず行うこと
披露宴の受付として行うのは、ゲストの記帳がメインになります。ゲストに対して穏やかに笑顔で接するように心がけたいですね。ご祝儀を受け取り芳名帳に記帳をしていただくのでが、ここで人が混みあうような場面も。
こういう時にも慌てずに、テキパキと動く必要があります。人を急かすようなことが無いように、事前に芳名帳を2冊用意しておくと混雑しなくなるでしょう。
披露宴にゲストがどのくらいの人数招待されているのか、新郎新婦に事前に聞いておくようにしましょう。これをしておかないと、対応に追われてしまい余裕のない接し方をゲストにしてしまう可能性もあるのです。
会場を案内する
「会場は〇〇です」のようにして案内をするのも、披露宴の受付をするうえで必要になります。
披露宴の会場に向かうゲストは、場所が分からずに迷う可能性もあるでしょう。控室や化粧室の場所についても披露宴の受付としては、場所を把握しておくことが大切に。ゲストから聞かれる可能性があるからです。
これらについての理解をきちんとしていれば、いざという時に慌てずにゲストを案内することが出来るでしょう。披露宴の受付は、新郎新婦の友人が頼まれて行う場合が多いですが、ここで丁寧にしっかりとゲストに対応できてこそ、新郎新婦から「この人に頼んで良かった」と思ってもらえるのです。
なぜこんな人に頼んだんだろう?と思われるような対応にならないように、細やかな対応を心がけましょう。
披露宴の受付をする時の服装(女性)
披露宴の受付をする時には、どのような服装が好ましいのでしょうか。自分の着たい服を着るというわけではなくて、披露宴の受付をするということを前提に洋服を選ぶ必要があります。
あまり派手な服装はNGですが、地味すぎても淋しい印象になりますよね。出来れば清楚で華やかなファッションにしましょう。ワンピースでエレガントな雰囲気にするのも素敵ですね。この時にアクセサリーはあまり目立つものではなくて、洋服とのバランスを考えて選びましょう。
受付は立って行うため、ヒールがないパンプスやサンダルにしたいと思う人も。でもゲストから見てあまり良い雰囲気とは言えないでしょう。逆にあまりヒールの高いパンプスでは、違和感があり本人も疲れてしまいます。
出来れば動きやすくて安定しやすい、3センチくらいの高さのヒールを履くとちょうど良いでしょう。
披露宴の受付をする時の服装(男性)
男性が披露宴の受付をする時にはスーツが基本ですね。本来はフォーマルスーツを着用します。フォーマルスーツは、白のネクタイでなければいけないわけではなくて、シルバーやお洒落なネクタイを用いても素敵ですね。
新郎よりも目立つスーツの色やデザインは好ましくないため、その場に合ったスーツの形や色を選ぶ必要があるのです。
靴については、ビジネスシューズとしても履いている紐付きの革靴が基本です。スーツに合わせて黒系や茶系のものにすると間違いないでしょう。事前に受付をする前に会場の雰囲気が分かると、どのような色のスーツやネクタイを選べばいいのかが分かるもの。
もし新郎と事前に話すようなことがあった場合には、相談をしてみてもいいですね。自分ではこれで完璧!と思っていても会場の雰囲気に合わないような場合もあるのです。
披露宴の受付は責任感が必要!
披露宴の受付を頼まれた時には、責任感を持って行動をしましょう。とりあえずこの時間だけこなせばいいと思わずに、自分にとって大切な人のお祝いごとなのですから、丁寧な対応を心がけましょう。
そして責任感のある行動や態度を取るようにすれば、披露宴の受付をしたことが自分にもとても良い記念になるでしょう。これから先も、新郎新婦とより親しい関係になれるはずです。信頼出来る相手にしか新郎新婦も受付をお願いしないもの。
そう考えると、自分は信頼してもらっているんだと気持ちが引き締まりますよね。そして責任感を持って披露宴の受付を務めるようにしよう!と強い気持ちを持てるようになるのです。