結婚式の二次会の司会をうまく行うために理解しておくこと
結婚式の二次会の司会は、何度か経験した人ならまだやりやすいですが、初めてとなるとかなり緊張しますよね。ではどうすれば結婚式の二次会の司会をうまく行えるのでしょうか。そのために理解しておきたいことについて、お伝えしていきましょう。
事前に二次会の内容についての把握をしっかりとする
事前に新労新婦や幹事と相談をして、二次会にどのようなことをするのか、内容をしっかり把握しましょう。とりあえず演目が決まっているからそれだけ見ておけばいい…と思うと、司会進行がうまくいかない場合も。
自分にとって、これで大丈夫と思っていても当日は何が起こるか分かりません。思ったよりもスムーズに二次会が進まない可能性もあるのです。二次会はどのような内容なのか、しっかり把握して、自分なりにシミュレーションをしてみるといいですね。
二次会の時間がこのくらいだから、この時間にはこれをして…というようにして、ある程度の時間配分が必要です。
時間配分は短めに
必要なのは、時間配分を短めにしておくこと。例えば二次会のゲームに対して、演奏や歌などについての時間を長めにとってしまうと、後の演目のスケジュールが間に合わずに、落ち着かない状態になってしまいます。
ある程度短めの時間配分をしておけば、当日に慌てずに司会進行が出来るのです。長引きそうな時には「それでは次の演目に移りましょう!」と明るく言えるようにしたいですね。
でもまだ皆が楽しんでいる時にこれを言うと、空気が読めない司会者…と思われてしまいますので、司会に求められるのは全体の空気が読めることでもあるのです。
演じてみるのも必要
いつもの自分らしさも大切ですが、今日は「司会者」としての自分を演じてみようと思うのも、楽しい気持ちで司会をするコツです。自分らしさを大切にしようとすると、いつのまにか義務感で司会をしてしまう場合も。
でも自分なりに司会者の自分を演じてみると、司会をしている自分を客観視出来て楽しくなってくるのです。もし思っていなかった出来事があってもどうすればいいのか、冷静に考えられるでしょう。
とにかく新郎新婦やゲストにウケないと…と思うとプレッシャーになります。司会としては場の空気を読んで、明るい口調で話す時や落ち着いた口調になる時など、メリハリをつけるようにしましょう。
このメリハリがあると、二次会に参加をしているゲストが飽きないのです。もちろん新郎新婦も楽しい気持で二次会を過ごせるでしょう。
参加者について出来るだけ情報を得る
参加者について全然知らないと、司会がしにくくなります。かといってゲスト全員の性格などの詳しい情報を得るのは難しいですよね。このため、出来るだけ分かる範囲の情報でいいので知るようにしておきましょう。
例えば「〇〇さんは、新婦の友人」という程度でもいいのです。司会進行の中で「〇〇さん!楽しんでいますか」などのようにして名前を言ってみましょう。司会とゲストの距離を近づけるためには、とても効果的です。
でも女性はこういう時に、恥ずかしいと思う場合がありますので出来れば男性に対してこれをしてから、次は女性に…と順番を決めておくといいですね。
参加者にイケメンがいる場合には「新郎の職場の同僚の〇〇さん!」と声をかけて「僕もあなたのようなイケメンに生まれたかった!」と言えば、会場は楽しい気持ちになりますよね。ゲストを落とすようなことはせずに、出来るだけ明るく褒めるようにしましょう。
新郎新婦からゲストの魅力について聞いておくと、実際に二次会でもそれを皆の前で言えるようになります。司会進行役としての役目をしっかり果たすためにも、ゲストについての情報は得ておくと自分にとって楽でもあるでしょう。
楽しむようにする
自分だけが楽しむわけではなくて、何よりも新郎新婦が楽しむのが一番です。もちろんゲストが嬉しい気持ちになるのも必要ですよね。こう考えると司会である自分は後回しになってしまうでしょう。
でも司会が楽しみながら進行をしていければ、全体の雰囲気がとても明るくなるのです。そのため、自分が楽しむのも忘れないようにしましょう。司会の役割を果たすのに必死で、楽しむ余裕を忘れてしまうと表情が固くなり話し方にも余裕が無くなります。
でも司会って結構楽しい!と思うようにすれば、笑顔が多くなり自分でも驚くくらいしっかりと抑揚のある話し方が出来るようになるでしょう。
結婚式の二次会の司会はとてもいい思い出に!
結婚式の二次会の司会は、本来普段からいつもしているものではないので、とても良い思い出になるのです。司会を本業にしている人以外は、なかなかこういう機会は無いもの。
出来ればこれが自分にとっても良い思い出になるように、自分なりにも工夫をしてみましょう。あまり人の目を気にし過ぎずに、出来るだけ事前に新郎新婦や幹事と話をして、結婚式の二次会をイメージしておくようにすれば、当日にも落ち着いて司会が出来るようになるのです。