結婚式の余興を断るときのマナーと手順はコレ!!
結婚式というお祝いの場で、余興は欠かす事の出来ない演出です。見るのはとても楽しく、一緒に幸せな気持ちを味わえるものです。
でも、余興をする側となると…
人前で話すのが苦手だったり、そもそも踊りや歌が得意な訳でもない場合もあります。
また、人数を集めて何かをとりしきるのも苦手という方も多いのではないでしょうか?
また余興の準備はなかなか骨のいる作業です。
お仕事などが立て込んでいて、対応出来ないなんて事情もあるかもしれませんね。
大切なお友達のお祝いの席なので、余興を頼まれたら「よしっ!任せて!!」と言いたいのは山々なんですが、どうしても余興を受けることが出来ない…と悩んでいる方に、マナーを大切にしながらも、角が立たない大人の余興の断り方をご紹介します。
余興を「断る」というコトは…
新郎新婦さんは、大切な結婚式の余興をこの人にお願いしたい!
という期待と信頼を込めてお願いしてくれています。
それに対し、一般的には「余興の依頼を受けた場合には受けるのがマナー」と言われています。
しかし、そうは言っても、
「仕事が立て込んでて、余興の準備をする時間がどうしても取れない」
「どーしても、人前で話すのが苦手…」
様々な事情から、余興の依頼をことわざるを得ない状況になる時があります。
だからこそ、より丁寧で気配りのある断り方を心掛けましょう。
POINT①一番大切なコト 「感謝の気持ちを伝える」
結婚式という門出の場で「余興」という大役に選んでくれたことは、アナタにとって、とても光栄なことですよね。
やはりその大役に選んでくれたことに対しての、感謝の気持ちはしっかり明確に伝えましょう。
断る前に、ワンクッション感謝の気持ちを伝えます。
そのうえで、「本当に申し訳ない」という謝罪の言葉を添えて伝えることが大切です。
相手はアナタならと信頼をもって頼んでくれているので、
断るだけの言葉では、言葉足らずの不親切な断り方なので注意しましょう。
もし可能であれば「他に私に何か出来ることはないかな?」と、受付を申し出てみたり、結婚式でゲストの写真撮影をし装飾の一部にしないか?という提案をしてみたりなどすると良いでしょう。
自分の出来る範囲で、お祝いの気持ちを表すのも喜ばれるかもしれません。
代替え案を提案すると、より親切ですね。
POINT②ハッキリ伝える「断る理由を明確に」
感謝の気持ちを伝えると同時に、断る理由を明確に伝えましょう。
もし断る理由が「準備が面倒」だとか「ノリ気じゃないから」なんてコトもあるかもしれません。
そんな時でも、そのままの理由を伝えるのはマナー違反ですよね。
「折角余興の依頼をしてくれたので、喜んで受けたいトコロなんだけど…」とワンクッションを挟んだあとに、
「結婚式の近くの日で大きな仕事を抱えていて、余興の準備を進めることが難しい」
「お願いしてもらったのなら是非引き受けたいんだけど、どうしても人前で話すのが苦手で…」
など新郎新婦も納得いく理由を伝えることが大切です。
POINT③逃してはいけない「断るタイミング」
断るベストタイミングは、依頼された時が一番ベストなタイミングです。
しかし、依頼された直後に断るのはなかなか言いづらいですよね。
タイミングを逃してしまった時は、その後、出来るだけ早いタイミングを見つけて断ります。
結婚式直前になって断るなんてドタキャンは絶対ダメです。
断られた新郎新婦は、また次に別の人に依頼をしなくてはいけないので余興を断るなら、早いに超したことはありません。
最低でも、結婚式の1ヶ月前が限度になります。それまでに断りの連絡をいれれなかった場合は、ご自身でやるように努めましょう。
余興を断ったことで、友人関係にヒビが入るくらいなら苦手なことや大変なこともあると思いますが、やりきることをお勧めします。
もし、余興をそれでもやらないといけなくなった場合は
結局、余興を断れなくなってしまって、自分が幹事として行わないと行けなくなった場合におすすめの余興をご紹介します。
それは
「余興ムービー」です。
なぜなら、余興ムービーを制作すれば
- 人前で話すことなく余興ができます。
- 挙式当日も緊張しなくても大丈夫です。
- 余興ムービーを作るのは比較的簡単です。
簡単に作れて、新郎新婦にも感動してもらえる余興ムービーがありますので、ぜひ以下の記事を参考にしてみて下さい。
余興ムービーを作る際の流れを全てまとめた完全マニュアルもありますのでご覧ください。
『余興ムービー作りの完全マニュアル!アイデア集、制作のポイント 、撮影、編集方法を紹介』
時間も無くて、動画の編集ができない方にはプロの編集業者に依頼することをお勧めしています。
まとめ
アナタは、断らなきゃいけない状況がある一方、やはり、友達の晴れの門出に対し、お祝いの気持ちがあることは事実ですよね。
また、依頼をしてきた友達も、アナタが余興を受けるコトで、仕事に支障をきたしてしまったり、余興に対する苦手意識からストレスを感じたまま参列するなんて状況は望んでいないはずです。
相手を思えば、余興を断るという選択も致し方ないこともあります。
そんな時は、相手の立場を思い、感謝の気持ちを伝え、最大限の誠意を直接しっかり伝えましょう。