結婚式余興メッセージムービーをおすすめする5つの理由、作り方のコツもご紹介!
結婚式の余興で感動と笑いを届けたい方必見!本記事では、メッセージムービーの魅力や作り方、成功のポイントを詳しく解説します。友人や恩師からの祝福メッセージを集めて作るムービーは、新郎新婦はもちろん、ゲストや両親までも感動させる素晴らしい余興になります。
初心者でも安心して取り組める情報が満載です。ぜひ参考にしてください。
メッセージムービーの概要と余興としての魅力
メッセージムービーは、新郎新婦の友人や恩師からお祝いのメッセージを集めて作る動画です。
5〜10分程度の長さで、15〜20名程度のメッセージを集めるのが理想的です。このムービーの魅力は、新郎新婦が大喜びするだけでなく、ゲストも楽しめる点にあります。
また、当日は流すだけなので気持ちが楽で、サプライズ要素も組み込みやすいのが特徴です。さらに、結婚式後も思い出として残せるプレゼントにもなります。
メッセージムービーってどうやって作るの?そもそも余興って一体なに?
結婚式の「余興」を引き受けたものの、実際何から手を付けていいのかわからない、というかそもそも余興って一体何!?
いまや余興担当として友人からみられている(と思っている)私も、最初はそんな風に戸惑うばかりでした。
結婚式の「余興」とは、ゲストまたは、ゲストと新郎新婦が行う、飽きさせずに盛り上げる演出や出し物のことを言います。
結婚式ってハッピーな空間でもあるのですが、場合によっては少し硬い雰囲気になってしまうこともあります。
そんな時に友人からの余興を通してその場の雰囲気を盛り上げたり、ほっとする空間にしたりすることができるんです!
そんなことを言うと、ますます荷が重くなった…なんて声も聞こえてきそうですが、新郎新婦からすれば、余興を引き受けてくれただけでも本当にうれしいことなんです。
私も、引き受けただけで相当感謝されましたし、その余興で喜んでくれた時の達成感はひとしおで、ますます仲が深まりますよ!
ぜひ身構えずに取り組んでみてくださいね!
さて、メッセージムービーとはどのように作るのかというと、あなたが新婦側の友人であれば新婦の、新婦側の友人であれば新郎の友人からメッセージを集めて動画を作成します。
私は新婦の大学友人として結婚式に招待されたので、新婦の大学時代のサークルの人や母校に行って撮影をしました。
余興の時間は大体5分~10分程度のため、一人当たりどのくらいの長さのメッセージをもらうかにもよりますが、大体15名~20名程度のメッセージを集めることができると動画としては、見ごたえのあるものになりますよ!
【出典:YouTube】
こちらは、新郎新婦が高校の友人だったことで、母校に行って作成したメッセージムービーだそうです。
ムービーの最初には、教室で出欠をとるシーンからはじまり、新郎新婦からすれば「ここまでしてくれたの!?」と思うような力作です。
また、モンゴル800の「小さな恋のうた」を曲として使用していて、映像の途中で友人の皆さんが歌っている姿がとても印象的です!
最後には、新郎さんからのメッセージもあり、映像の後に手紙を読むための導入になっています。面白さと感動が融合したメッセージムービーになっていますね!
メッセージムービーを余興にするメリット
メッセージムービーの作り方を簡単に説明してきましたが、実際にメッセージムービーを余興にするメリットをここでは5つご紹介していきます。
1、 新郎新婦が喜ぶ
もちろん余興をしてくれたらどんなものでも新郎新婦は喜んでくれます。しかし、大好きな人たちからの祝福のメッセージというのは、やはり何よりもうれしいもの。
そんな大切な友人たちからの動画をもらって新郎新婦が喜ばないはずはありません。
また、結婚式に呼びたくてもいろんな事情があって、来ることができなかったり、呼ぶことができなかったりする人もいますよね。
そんな人たちのメッセージも入れることができるため、とても喜ばれるんです!
どうしても結婚式の余興は、一部の人が盛り上がって後のゲストは置いてけぼり…なんてことも。特に新郎新婦さんのゲストの層によっては、配慮が必要な場合もあります。
しかし映像は曲や、構成によって感動系にも、面白系にも、またはそのどちらにもできます。
会場の雰囲気をしっかりと作ることができるために、見ているゲストも楽しみやすく、安心感のある余興になりますよ!
2、 当日は流すだけなので、気持ちが楽!新郎新婦さんの反応も見れちゃう
二つ目のメリットは、「映像」という特性にあります。映像づくりは作るまでは少し手間暇がかかりますが、本番は流すためなので非常に気持ちが楽ですよ!
事前に何度も納得がいくまで修正してから本番を迎えることができるのもポイントですね。
私も余興本番にはドキドキしながら映像を流すのですが、流れている間はずっと新婦さんの反応をみています。
笑ってくれたり、時には涙したりしている姿を見ると、「余興引き受けてよかったな」という気持ちになることができます!
3、ご両親も喜んでくれる可能性大
私が余興を引き受ける中で、意外にも反応が大きかったのが、新郎新婦側のご両親でした。
結婚式というのは新郎新婦さん二人の門出であると同時に、ご両親の手を離れていく場でもあります。
そんな時に、たくさんの友人からメッセージをもらう姿をみて、
「この子はこんな風に友達と関係を築いていたんだな」と改めて感じることができたというのです。
そんなメッセージムービーをみることができて、とてもうれしかった!という感想をわざわざ送ってきてくださる方も多くかったのです。
一生に一度の結婚式。そんな大事な瞬間の一コマとして、余興を引き受けたからには新郎新婦だけでなくご両親や、周りの人たちも幸せな気分になるものを作ることができるととても幸せですよね。
4、 サプライズを仕込むことができる
一般的に余興の内容は、そこまで詳しい内容を新郎新婦に伝えないために自由に構成できます。となると、やはり新郎新婦を少しは驚かせたいものですよね!
実は、メッセージムービーはサプライズ演出にはうってつけの余興。というのも、映像にすべて仕込んでしまえば、ばれる可能性が低いからです!
サプライズ案としては
・新婦側の友人であれば、新郎からのメッセージ動画を入れる
・ご両親の映像を入れる
・二人の出会ったところに回って映像を撮る
などです。特に新郎新婦さんどちらかの協力をもらいたい場合、何かに出演してもらうとなると、一度集まらなければならず時間や労力が必要だったり、なんとなく恥ずかしかったりもします。
でもメッセージムービーであれば、動画を送ってもらうだけで組み込むことができるためにそこまで敷居が高くならずに、協力してもらうことができますよ!
5、新郎新婦さんにプレゼントとして渡すことができる
余興で動画を流す場合、基本的には結婚式会場にDVDを焼いて提出するという形になります。
そこで、もう一枚新郎新婦のプレゼントとして焼いておいてあげるか、データとして送ってあげると、立派なプレゼントになりますよ!
私の友人は結婚式が終わった後、毎日お風呂に入りながら私が作成した余興を、泣きながら見てくれていたといいます。(笑)そこまで喜んでくれると、本当に作ったかいがありますよね!
メッセージムービーの作成と準備
メッセージムービーを作る際の重要なポイントは3つあります。
まず、全体の構成を決めることです。楽しい雰囲気にするか、感動的にするか、ウケを狙うかなど、方向性を明確にしましょう。
次に、雰囲気に合った曲選びが大切です。ただし、著作権には注意が必要で、ISUMなどで使用許可を取る必要があります。
最後に、メッセージ収集の締め切りを工夫することです。複数回の締め切りを設定するなど、効率的に集める方法を考えましょう。
メッセージムービーを作るポイントを3つに分けてご紹介!
ここでは、メッセージムービーを作るポイントを3つご紹介していきます!
1、 構成
まず、メッセージムービーを作成するときに重要なのが『構成』です。メッセージムービーに限らず、動画を作る際にはこの『構成』が決まっているかどうかで、進み方がかなり違ってきます。
とはいえ、そこまで難しく考える必要はなく、楽しい雰囲気にしたいのか、感動的にしたいのか、それともウケを狙いたいのか、どういう路線で行きたいのかをまずは決めることができるといいですね!
そのあとに、大まかでもいいので、その動画の流れを考えることができると、動画の素材も集めやすくなりますし、どのくらいの長さのメッセージ動画を集めればいいのかも見えてきますよ!
2、 曲
構成が大体決まってきたら、次は曲です!選曲するものによって随分と雰囲気が変わってきます!
ぜひ、最初に考えた『どういう雰囲気にしたいのか』ということに沿った曲を見つけることができるといいですね!
また、ここでは詳しくご説明できないのですが結婚式の余興で使用する曲は、音楽著作権の関係上使用許可を取らなくてはならないことがほとんど。
ISUM(音楽特定利用促進機構)などを利用し、音楽の使用許可を取るようにしましょう。
場合によっては結婚式会場で使用できない楽曲がある場合もあるため、ISUMの楽曲データベースや、JASRACの楽曲データベースで一度確認することをお勧めします。
3、 メッセージを集める際、締め切りには工夫が必要!
ポイントの3つ目は、メッセージを集める場合の締め切りについてです!
たくさんの人からメッセージ動画を集める場合、忙しかったりしてなかなかメッセージ動画を送ってこれない人もいます。
しかしその人をいつまでも待っていたのでは、動画づくりは進みません。そういった場合も想定して、締め切り日を工夫することをお勧めします!
例えば私は、締め切りを回設定しました。一回目の締め切りは比較的早い段階で集め、そこでも集まらなかった人にたいしてもう一度声掛けをして二回目の締め切りを設定。
そこでどうしても集まらなければ残念ながら、その人の動画はなしということにしました。
多くの人に協力を仰ぐため、どうしてもそれぞれの事情に合わせるのはむずかしいもの。それならばとこちらも割り切って、作業を進めていく気持ちも重要です。
先生たちにメッセージをもらいに行こう!
普段、なかなか恩師からのコメントをいただくことはありません。結婚式の機会だからこそお世話になった方々からお祝いのお言葉をいただいたり、思い出を懐かしむお話をしていただけるものです。
懐かしの先生を中心にお祝いのメッセージムービーを作成させて頂きました。
【出典:YouTube】
余興ムービーでよかったポイント
この余興ムービーはオープニングで学校へ入って行くシーン
ここまではBGMなしで何が起きるんだろうという期待感を持っていただくようにしています。
↓
先生が登場して、BGMスタート!
音楽スタートでお祝いのスケッチボードを書いているシーンや
お祝いのメッセージスタート
↓
途中で黒板でお祝いの言葉を各シーン
↓
最後に黒板を消すシーンでエンディングへ
という感じで
学校に潜入して、学校にあるアイテム(黒板)を使ってメッセージを伝えたり、
消すことでエンディングにもっていくという構成がすごく面白いです。
メッセージムービーもちょっとしたことをこだわることで
バリエーションが広がるということを教えてくれるムービーになっています。
具体的なメッセージムービーの例と演出の工夫
メッセージムービーの具体例をいくつかご紹介します。
例えば、50名からのメッセージを集めたムービーでは、スケッチブックに書いたメッセージを1曲にのせて構成しています。また、新郎の素顔に迫るぶっちゃけトークムービーは、友人たちの率直な話が楽しめる内容です。
どちらも最後にサプライズで家族からのメッセージを入れるなど、工夫が見られます。これらの例を参考に、オリジナリティあふれるムービーを作ってみましょう。
おすすめメッセージムービー
総勢50名からのお祝いメッセージをアプリでムービーに!
【出典:YouTube】
こちらは新郎新婦の友人50名からお祝いメッセージムービーです。
なんとI Movieで作成しているんだとか!スケッチブックに一人一人のメッセージを書いてもらい、それを一曲の音楽に載せて映像を作っています。
スケッチブックの背景が透過し、宙に浮いているようになっているのですが、これもアプリで作成しているそうです!最後にサプライズで両家のご家族からの動画がのっています。
新郎の素顔に迫る!ぶっちゃけトークムービー
【出典:YouTube】
こちらは、新郎さんにむけて友人たちからのぶっちゃけトークを集めて映像にするというメッセージムービーです。
新郎さんのぶっちゃけ話ということで、新婦さんもゲストの人も興味深く見ることができるのではないでしょうか。
また、最後には新郎側のお母さんからのサプライズメッセージが!これを見るだけで新郎さんの姿が思い浮かぶ、メッセージムービーとなっています。
まとめ
結婚式の余興としてメッセージムービーを選ぶことで、新郎新婦はもちろん、ゲストや両親まで感動させることができます。
成功のポイントは、しっかりとした構成を考え、適切な曲選び、効率的なメッセージ収集を行うことです。
また、サプライズ要素を取り入れたり、学校や思い出の場所でメッセージを撮影したりするなど、オリジナリティを出すことも大切です。
心のこもったメッセージムービーで、忘れられない結婚式の思い出を作りましょう!