人前が苦手だから余興は出来ない…と、新郎新婦からお願いをされても悩んでしまう人もいます。実際に、人前で何かを言ったり披露したりするのが得意な人もいれば、苦手で出来れば避けたいと思う人もいるでしょう。ではもし人前が苦手な人が、余興を頼まれた時にはどうしたら良いのでしょうか。一緒に考えていきましょう。
数名で余興をする
一人で余興をするとなると、視線は自分にだけ集まります。人前が苦手な人にとっては、これはとても辛いでしょう。歌を歌うとしても、新郎新婦やゲストの視線が自分にだけ集まる…と想像するだけで、緊張をしてしまうかもしれません。
こういう時には、仲間を誘って「このパートは、〇〇くんが歌う」のように決めるのも、良い方法でしょう。仲間で楽しく歌うことができれば、人前が苦手でも、なんとか乗り切れるはずです。
こういう時に選ぶ曲は、出来れば賑やかなものにしましょう。テンポの良い曲の方が、緊張せずに気が付けば余興が終っていた場合が多いのです。
余興ムービーを皆で作る
余興ムービーを業者に依頼して作るのも良い方法です。個人で依頼をして業者と相談をして楽しいものにするか、感動的なものにするかなどを決めても良いですね。
当日はムービーを流すだけなので、人前で話すような必要がありません。人の結婚式というだけでも、緊張してしまう人もいますよね。でももしそうなったとしても、余興ムービーが全てを助けてくれるのです。
仲間で一緒に作ってくれるような人がいたら、業者と一緒に皆で相談をしてもいいですが、余興を頼まれたのが自分だけの場合には、自分一人でも業者と相談をして、ムービーが作れます。
余興ムービーは、ファイルにして新郎新婦にプレゼント出来ますので、とても素敵なお祝いにもなるでしょう。
事前に少しお酒を飲む
少しお酒を飲むとリラックス出来る場合もあります。でも気を付けたいのは量を加減すること。飲み過ぎてしまっては、せっかくの結婚式で人に迷惑をかけてしまうかもしれません。
自分はお酒が強い人なら、少しアルコールを体に入れてリラックスをしてみましょう。これなら人前が苦手でも、乗り切るのは可能でしょう。でもお酒に酔った時の自分がどうなるのかは、自分ではあまり分からないもの。
普段飲みに行く仲間に事前に聞いておくようにしましょう。もし酒癖が悪いと言われてしまったのなら、お酒に頼ることはしないでハーブティを飲んだり、アロマの香りや香水でリラックス出来るものを活用したりすると良いですね。
リラックスするために、コーヒーを飲む人もいます。人によりリラックスの方法は違うもの。自分にはこの方法がベスト!と思うものを選ぶようにすると安心。
きっとリラックスが出来るので、人前での余興があまり負担に感じなくなるでしょう。
楽器演奏にして事前に録音しておく
いわゆる口パクと同じ様なものです。楽器演奏をしているように見せて、実は既に録音をしているものを流すというもの。エコーなどのエフェクトがあればバレない可能性は高いです。
少し照明を暗くすると、新郎新婦やゲストから見てもあまり分からないでしょう。演奏をその日に生でしなければと思うと、更に緊張することに。でも事前に録音しておけば当日に流せばいいと思うだけなので、自分は穏やかな気持ちで楽器と向き合えるでしょう。
ピアノなら、事前に音が出ないように設定しておくことも出来ます。サックスなどの楽器でもこれが可能ですから、当日は生演奏ではなくて録音にしておくのも、人前が苦手な人にとっては、余興としてやりやすいでしょう。
間違えたらどうしよう…と思うほど、間違えやすくなる場合もあります。でも事前に録音をしておけば、そんな心配が要りませんので余興を引き受けやすくなるでしょう。
人前が苦手な方はVTRを作って望むのが一番!
人前で話すのが苦手な方の対応策をお伝えしてきましたが、実はVTRを作っていくのが一番当日の負担も少なくておすすめです。VTRを使った余興についてこれから実際行われたものをご紹介していきます。
仲間からの思い出と気持ちを伝えるビデオレター
この余興は結婚式に出席していない友人や会社の同僚も新郎新婦をお祝いしたい気持ちは同じです。その気持ちをVTRに込めて、皆の気持ちを代表して結婚式当日紹介しましょう。
事前に映像で余興の内容を作成できるので、当日はVTR紹介までの挨拶を行えばよくなります。1分程度の挨拶なら頑張れないでしょうか?
もしそれも難しい場合は、初めから映像を流すように式場の方に相談をしてもいいと思います。映像の余興を行うケースでは、挨拶もなく映像が流れるケースもございます。
写真と気持ちのこもったお祝いビデオレター
【感動!結婚式のビデオレターで涙の演出 by okinawadougaya】
二人には内緒のサプライズムービーを制作
この余興は少し定番のビデオレターや生い立ちムービーでは嫌だなって方にはおすすめです。生い立ちムービーは結婚式では定番の演出ですね。ただ、定番通り作っていては余興の意味が無い!と思いませんか?
定番と見せかけて、ちょっとしたサプライズを入れてみてはいかがですか??
盛り上がるだけではなく、感動もサプライズでプレゼント出来ますよ♩
構成としては、新郎新婦の生まれてきた時の写真をコメントとともに伝えていきます。二人が成人をして大人になって、社会に出ていき、二人の馴れ初めなどをスライドショーで伝えていきます。
そして、終わったかなということろで
最後に両親からのサプライズメッセージを流すという内容になっています。
ただ、二人の生い立ちを流すのではなく日頃近くにいて大切な存在の両親からのメッセージは感動をうむでしょう。こういったちょっとしたことが二人にとっては嬉しいものです。
【生い立ちムービーの後 サプライズ(両親からの手紙)に感動! byTomomin329】
VTRのメイキングを入れて最後にサプライズを
同じサプライズムービーでもこちらの映像はVTRを制作しているメイキング映像を入れています。こういったパターンのサプライズもあると参考にしてみてください。
更に、両親からのお手紙というサプライズも込められていて、頑張った証が新郎新婦にもしっかり伝わりますね!
【結婚式サプライズメッセージ -母親からの手紙- byTheFireMasa】
新郎新婦に関するクイズ&VTR
ちょっとレベルは上がる余興ですが、会場も巻き込めてオススメです。
この余興をオススメする理由は、余興をする人が新郎新婦へ、二人の馴れ初めや、人柄が分かるようなクイズを出題し、会場のお客さんに新郎新婦を知ってもらうという人気の余興です。
問題はスクリーンに出るようにしておけば、問題を読み上げるだけで大丈夫になります。何か特別手紙の文章を考えたり、歌を練習したりしなくても良いので、何か特技がなくても新郎新婦に関する問題を考えればいいので難易度は低い余興になります。
出題方法は、余興をする人が出題をし、新郎新婦が手元のフリップで回答をする方法です。
この余興のいいところは新郎新婦の紹介になり、お客さんには興味を持ってもらえます。
しかし、少し心配なのが、質問→回答→質問→回答の単調な繰り返しが飽きさせてしまうかも…という心配もあります。
ここで、一工夫♩
新郎新婦の紹介をVTRを使ってクイズ形式でゲストへ出題してみるという方法です。
①人気番組のパロディーVTR
【新郎新婦クイズ映像版(似顔絵)by vou893】
②人気ゲームのパロディーVTR
【結婚式 余興 ドラクエ風 二人の紹介とクイズ by 辻大地】
こういった映像を挟むこと、内容に変化をもたらすことができるのでこういった工夫を入れながらゲストも楽しめる余興を作っていくと良いでしょう。
まとめ
VTRを使った余興は確かに事前準備が大変かもしれません。
でも、VTRの事前準備がしっかりと出来ていればスピーチも少なくて済みます。
あとは頑張って作ったVTRが会場を盛り上げてくれます。
人前で話すのが苦手でも、お祝いの気持ちを込めて余興をしてあげたいという、アナタの気持ちが新郎新婦にも届くと良いですね♩