再婚で結婚式を挙げる人はとても多いです。では再婚の結婚式において意識しておきたいのはどのようなことでしょうか。その内容について考えていきましょう。
新しい門出であることを強調
スピーチを依頼された場合には、二人にとっての新しい門出であると強調するように意識しましょう。以前一度結婚していたことがあると、分かっているゲストは多いでしょう。
だからこそ、今回は爽やかな気持ちで晴れの門出としての、スピーチをしてもらうようにしたいですね。
最初の結婚式にスピーチを依頼した人にもう一度お願いした方が、事情を理解してくれていると思う新郎新婦は多いです。最初の結婚式とは違う人にスピーチをもし依頼する時には「自分は再婚なのでそこのところは…どうぞ宜しく御願いします」と言われるケースもあるでしょう。
これを聞いた場合には、最初野結婚式については触れないようにしてほしい場合が多いので、これを理解したスピーチ内容を考える必要があります。
二人にとっての新しい門出を祝福!というスピーチ内容にさえしていれば、まず間違いはないでしょう。再婚についての言葉や以前の結婚式では…のような言葉を言うと、新郎新婦としても困りますし、ゲストも気まずくなりますので慎重にしたいですね。
余興について
最初の結婚式と同じ余興をしないのが必要です。余興を以前頼まれて、反応も良かったので同じ内容でいいかな…と思う人もいますよね。でも新郎新婦のどちらかが再婚でも、両方とも再婚でも、なんとなく以前の結婚式を思い出してしまうのです。
新しい気持ちでのスタートをしたいのですから、それを考えて余興内容についても違うものを選びましょう。例えば以前は歌を歌う余興だった場合には、二人をメインにした余興ビデオを作るのも良いですね。
もし余興ビデオを以前自分たちで作ったのなら、今度は業者に任せて違う雰囲気のものにしてみても良いでしょう。以前の余興を思い出さないように配慮をする必要があるのです。
余興を前回のものと違うようにすることにより、新しい気持ちでのスタートを新郎新婦が出来ますよね。
これをゲストとしては理解する必要があります。派手で楽しいからいいだろうと思い、同じ余興にしないように気を付けましょう。
ゲスト同士の話について
ゲスト同士で歓談をする時もありますよね。親戚などは再婚についての話をしたりするでしょう。でも例えば職場関係の人や友達の場合は、ここで再婚の話はあまりしないようにする必要があります。
それを知らないで結婚式に招待されている人もいますので、話がどんどん広がり大きくなってしまうのです。前妻との間に何があったんだのように、興味だけで話そうとしてくる人もいるでしょう。
人の幸せを願う場ですから、辛い思いについては出来るだけ触れない方が良いでのす。これを知らないと、つい話題のひとつとして出してしまうでしょう。でも新郎新婦の気持ちを考えたら、ここで噂話のように出すべきではありません。
軽い気持ちで出した言葉が新郎新婦の耳に入り、傷つけてしまうような場合もあるのです。
新郎や新婦に相談された場合
友達が新郎や新婦の場合には、再婚の結婚式について相談を受ける場合もあるでしょう。招待をしても皆は来たいと思わないのでは…と不安になる気持ちもあるのです。
でも統計によると再婚の結婚式や披露宴に対しては80%以上の男女が参加したいと言っています。つまりは苦楽を共にしてきたからこそ、ここでお祝いをしっかりしてあげたい思いを持つ場合が多いのでしょう。このため新郎や新婦に対しては、再婚の結婚式を勧めてあげると良いですね。
友人の言葉に背中を押されて、結婚式を挙げることができた例もあるのです。二度目の結婚式なので面倒と思われないかな…と考えたり、ご祝儀を二回もらったりするのも…と遠慮をする新郎新婦もいますので、安心して再婚の結婚式を挙げても大丈夫!と励ましてあげましょう。
パーティーだけにするという提案も
例えば新婦が再婚の場合は2度もウェディングドレスを着たくない…と思うかもしれませせん。こういう場合には結婚式や披露宴よりも、パーティーを行う方法もあるのです。
再婚に対しては、相談を受ける機会も多いですから「ガーデンパーティにしてみるのはどう?」のようにアドバイスをしてあげましょう。自分たちだけでは見えないものもあるのです。でも人からの意見を聞いて、なるほど!と思い明るい気持ちになれる場合もありますよね。
再婚のために、初婚よりも不安や心配なども多くあるでしょう。そのため、出来るだけフォローをしてあげるようにしましょう。
再婚の結婚式は気を使い過ぎずに
再婚の結婚式だから…と明るくするのを控える…と思う人もいるかもしれませんが、明るいくらいの方が、盛り上がって良いのです。
でもタブーの内容については理解しておくことが大切に。それさえ押さえておけば、明るくて楽しい再婚の結婚式になるように、尽力をしてあげるようにしたいですね。