結婚式当日、大切なゲストへ贈る引出物。
でも、ひとくちに引出物といっても「いくらくらい」の「どんな物を」選んだら良いものか迷ってしまいますよね……。
そんな迷えるプレ花嫁さまへ☆
今回は、引出物の選び方や相場、そして先輩カップルが選んだ人気の引出物をご紹介します。
これから結婚式準備をはじめるあなたにも、そして引出物選びで悩んでいるあなたにも必見です!
引出物の手配方法は2つ
1・式場で準備する
まず1つ目の選択肢は、結婚式場で手配をお願いする方法。
ゼクシィ結婚トレンド調査2017によると、先輩カップルの82%はこの式場に直接注文する方法を選んでいます。
メリットとしては、なんといっても手配に手間が掛からないこと。
結婚式場からは大量のパンフレットが渡されます。カタログギフトはもちろん、食器やオシャレな雑貨類まで♪選べる幅は広く、数が多過ぎて迷ってしまう位の種類はあるでしょう。選ぶのが大変なほどかもしれません。
ですが、一度選んでしまえば後は担当のプランナーさんにお願いするだけでOK♪
ゲストの人数が変更になった場合でも、都度プランナーさんが発注数の変更をしてくれるので、新郎新婦のおふたりはノータッチで大丈夫です。
一方デメリットといえば、事前に引出物にしたいアイテムが決まっている場合は、式場で取り扱っていない場合があるということ。
筆者がプランナー時代にも、数件あったのですが洋服なども扱っているファッションブランドが展開しているカタログギフトをゲストに「どうしても贈りたい」とおっしゃる新郎新婦さまがおられました。ですが、式場では取り扱いがありません……。しかも、式場とは提携出来ないブランドでした。結果、持ち込んでいただくことに。
どうしても引出物で使用したいアイテムがある場合には、その時点で式場で取り扱いがなくても、希望があれば式場で扱えるように手配出来る可能性もあります。一度相談をしてみましょう。
2・持ち込みをする
2つ目の選択肢は、先輩カップルの19%が選んだ【持ち込み】。
引出物を持ち込みするメリットは、やはり『お値段』です。
式場のアイテムは納品業者からの納品価格に、更に式場が手数料を上乗せし販売しています。そのため、直接引出物業者から購入するに比べて割高になってしまうのです。
ですが、直接購入すれば、その手数料分は割安になるということ。
さらに、式場で扱っているアイテム以上に選べる幅は広がります。
前述のようにこだわりのブランドがあったり、「自分でゲストに合った引出物を探したい!」という方にはおすすめ。
しかし、引出物を持ち込むときには大きなデメリットが2つ……。
引出物を持ち込みするときには、持ち込み料に注意!
ほとんどの式場は、引出物を持ち込むときには持ち込み料を設定しています。持ち込み料の相場は300円〜500円程度。1個あたりの料金になるので、引出物個数分となればなかなかの負担です。
せっかく「安くなるから♪」と思って外部業者から取り寄せても、持ち込み料を払ってしまうと「結果的には安くならなかった」というパターンもあります。
絶対に間違ってはいけない!注文数
引出物の手配は、意外と手間が掛かってしまいます。アイテムを決めるだけじゃなく、包装紙や熨斗の指定、また引出物の大きさが、式場指定の引出物袋に入るサイズなのかも気にしておきたい点。
さらには、せっかく注文まで辿り着いたとしても、ゲストの出欠が変われば都度注文数を変更しなくてはいけません。結婚式当日になって「引出物が1個足りない!」なんてトラブルは絶対避けたいところです。
このプレッシャーがストレスの原因になってしまうことがあるので、手配には時間に余裕をもっておきましょう。
贈り分けをして失礼の無いようにしよう!
引出物はゲスト全員同じものでなくても大丈夫です。むしろ、全員同じもので無い方が良いもの。
そのワケは……。
引出物はご祝儀のお返しだから
引出物は、ご祝儀をいただいたお返しという意味があります。ですから、いただいたご祝儀の額に合わせてお返しをするものなのです。
ご祝儀は、親族や・会社の上司や恩師、さらには友人など間柄によって相場が違っています。
そのため引出物もご祝儀に合わせて費用を決めるので、相手によって違った引出物を選ぶのは当然といえるでしょう。
地域や親族間の風習も大切にして
ご祝儀のお返しとして、一般的に多いのは「半返し」といって、いただくであろうご祝儀の半額程度をお料理や飲み物、引出物や引菓子などのおもてなしでお返しするという相場。
ですがこのマナーに至っては、地域や親族間の風習があり、一概に「半返しが当然」とは言えません。
引出物の内容や予算を決めるときには必ずご両親も含めて相談をするようにしましょう!
引出物を贈る数の数え方
「ゲストに引出物を」とはいいますが、全員に1つずつ贈るものではありません。
前述の通り、引出物はご祝儀のお返し。
ご祝儀とは、夫婦で1つ、家族で1つにして頂くものなので、引出物もこれに合わせて「ご夫婦に1つ」「ご家族へ1つ」とカウントします。
となると、新郎新婦ご家族へ引出物渡すかどうかも迷ってしまうところ。
一般的には「引出物は両家からゲストへ」という意味があるため、両親や未婚の兄弟には渡さなくてもOK。
ただし、最近は「両親にも記念に」「お姉ちゃんもお祝いをくれたから」とご家族宛に引出物を準備する新郎新婦さまも少なくありません。そこは、新郎新婦おふたりで相談し合って決めるようにしましょう。
また既にご結婚をし独立しているご兄弟には、ご家族宛にひとつ引出物を贈るのが一般的ではあります。ですが、これも筆者が関西でプランナーをしていた時の話。地域によっては「兄弟には一律渡さない」としているところもあると聞きます。
ご兄弟に渡すべきか否かも、必ずご両親に確認をしましょう。
引出物は『ご両家から』という意味合いを持ちます。そのため、「誰」に「いくら」の「何」を贈るのかは、ご両親への相談は必須!あとになってトラブルになることの無いよう、必ず事前に確認するようにしましょう。
結婚式の準備の中には、引出物以外にもご両親に相談した方が良いことがあります。
「【結婚式準備】トラブル回避のために知っておくべき“親に確認すべき5つのこと”」でまとめています。
これから準備をすすめるにあたり、お役に立てる内容になっていると思います☆
気になる引出物の相場
引出物にいくら位費用を掛けるべきかも気になるところですよね。
一般的によく言われるのが
- 親族・上司 5,000〜1万円
- 友人 3,000〜5,000円
ですが、引出物の相場は地域によって全くちがっています。
「みんなどうしてる?引出物の相場をチェック」では、2017年に結婚式を挙げたカップルの引出物の相場、また地域別にも相場を詳しく解説しています。
是非、チェックしてみてください☆
先輩カップルは何を引出物にした?人気の引出物をチェック
ゼクシィ結婚トレンド調査2017では、先輩カップルがどんな引出物を選んだのかというアンケートを実施しています。
その結果以下のような内容に!
- カタログギフト
- 食器類
- タオル・傘などの生活用品
引出物を選ぶときの重視点を訪ねたところ一番多かった回答が「実用的であること」。次いで「好き嫌いがわかれない無難な品であること」とのこと。
出来れば、ゲストにピッタリの引出物を選びたいところ。
だけど何十人ものゲスト一人一人に合わせた引出物選びは困難を極めます……。そうなると、やはり「実用的」や「無難なもの」が懸命なのかもしれませんね☆
筆者がプランナー時代には、「親族は好みが分からないのでカタログギフト」「友達は好みを知っているので、食器を」と贈る相手によって内容を変えておられる新郎新婦さまが多かったですよ!
まとめ
引出物の選び方や相場、そして先輩カップルが選んだ引出物についてご紹介しました。
結婚式が終わったあと、お家に帰って目にする引出物。
結婚式で感じた幸せの余韻が、引出物を開いた瞬間さらに好印象につながるためにも……☆
引出物選びは、しっかりマナーを知った上で選ぶようにしましょう!
まだ引菓子を選んでいないあなたには……
「結婚式で贈る引菓子おすすめ10選!幸せのお裾分けを引菓子で届ける方法とは!?」では、引菓子を選ぶときの大切なポイントや、おすすめの引菓子を10種類ご紹介しています。
これから引菓子選びをされる参考になりましたら幸いです☆

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