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結婚生活に幸せな生活を送る年収は?

みなさんは結婚に関してどのようなお考えをお持ちでしょうか?交際期間が長くなると自然に結婚に関して考えるようになります。これから結婚を考えておられる方にとって大きな悩みの1つがお金に関する問題です。この記事では結婚するとどんなお金が掛かるのか、どのくらいお金が必要なのかお伝えします。

結婚生活の費用について

夫婦 生活費

夫婦の生活費って何がかかるの?

結婚をした後の生活で何がどの程度掛かるか、誰もが気にするところだと思います。夫婦の生活費は一体どの程度掛かっているのでしょうか?
家計の状態を参考にするには総務省が実施している「家計調査」を見てみましょう。結婚後の夫婦が参考にすべき項目は「2人以上世帯、世帯主が40歳未満」の項目です。2016年の調査によると、2人以上世帯の内、40歳未満の消費支出の平均は261,490でした。総世帯の平均が月282,188円ですから平均よりは少ないとは言え、なにかと物入りのようです。
(2016年家計調査世帯属性別家計収支http://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/nen/pdf/gk02.pdf

2人以上40歳未満の世帯で、支出が大きいトップ5を見てみましょう。

食料 63,596円
交通・通信費 44,967円
教養・娯楽 26,220円
住居 25,345円
光熱費・水道費 17,691円

※その他は除く

トップ5だけで全体の約7割を占めています。これらの項目はほとんどのご家庭で家計支出の多くを占めます。結婚後の生活費を試算する場合これらの項目をまず計算に入れましょう。
この家計調査の結果を見る上で2つ注意点を挙げます。

住居費が小さく計上

住居費が25,345円と、賃貸としては非常に安い結果になっている点は注意しましょう。これは持ち家の世帯や社宅等の家賃が低い世帯も含まれているためです。

2人以上世帯40歳未満」の世帯平均人数は3.57

参考にしているこの世帯は3.57人の家族です。ご夫婦2人の場合、食料費などはもう少し安くなるでしょう。
家計調査の数字がそのまま自分に当てはまる訳ではありませんが、結婚後は2人で大体月に30万円程度の生活費が掛かると覚悟しておいた方が良いでしょう。

年間払いの支出は月額に落とし込んでみよう

年間支出

夫婦の生活費を考える上で見落としがちなのが自動車税・車検です。これらは毎月掛かるものではありませんが、定期的に必要な支出ですからしっかり管理しておきましょう。
自動車税は車の排気量が大きくなればなるほど納税額が大きくなり、毎年4月~5月中旬ごろまでに納めます。下に排気量と自動車税の金額をまとめます。
トップ5だけで全体の約7割を占めています。これらの項目はほとんどのご家庭で家計支出の多くを占めます。結婚後の生活費を試算する場合これらの項目をまず計算に入れましょう。

車格 自動車税額
軽自動車 7,200円
普通車で1,000cc以下 29,500円
1,000~1,500cc 34,500円
1,500~2,000cc 39,500円
2,000~2,500cc 45,000円

※自家用車。エコカー減税なしで試算。2,500cc以上は各県税事務所で確認してください。
車検は2年に1回必要です(新車の場合は登録から3年後)。
車検に掛かる費用の内訳を示しておきます。

車検代 = 自動車重量税 + 自賠責保険料 + 印紙代 + 整備費
自動車重量税は車両の総重量で決定され、普通車で8,200~41,000円、軽自動車で3,300~16,400円掛かります。
自賠責保険料は普通車で25,830円、軽自動車で25,070円です。
印紙代は普通車で1,700円か1,800円、軽自動車で1,400円です。
(参考:グーピットhttps://www.goo-net.com/pit/magazine/inspection/syakennohiyouheikinsouba.html )

車検では軽自動車で約5万円、コンパクトカーで約8万円程度が掛かるものとして考えておきましょう。もちろん整備で車の部品交換等が発生すればさらに費用が掛かります。
これら定期的に掛かる費用も月額の費用として考えましょう。自動車税は年に1回なので12ヶ月で割り、車検は2年に1回ですから24ヶ月で割り試算します。

(例)
◎軽自動車    = (7,200円 ÷ 12ヶ月) + (5万円 ÷ 24ヶ月) = 約2,700円
◎普通車(1500cc)=(34,500円 ÷ 12ヶ月) + (8万円 ÷ 24ヶ月) = 約6,200円

自動車税と車検は忘れた頃に比較的大きい金額が掛かります。普段から意識しておき、家計計画が狂わないようにしましょう。
他に年間払いになっているものといえば火災保険があげられます。保険料は住居によって違いますが、賃貸に住んでいる方だと年に1回1万円前後の保険料が掛かっています。

戸建ての場合火災保険料はさらに高い金額です。戸建てはさらに固定資産税も年間払いになっています。
いずれの場合も12ヶ月で割り1月当たりの費用を計算しておきましょう。

幸せな結婚生活を送るためにはいくら必要なのか?

二人で年収はどのくらいあるといいのか?

せっかく結婚をするなら平和で幸せな生活を送りたいものです。そのためにはお金は大事なファクターとなります。2人でどの程度年収が必要なのか、お金に関してもう少し踏み込んでお話しします。

最低限必要な年収

先述した生活費を考えれば月に手取りで30万円あれば生活費は賄えそうです。最低限必要な年収は手取りで360万円です。共働きならそう高いハードルでは無いでしょう。

子供ができた場合

ご夫婦に子供が出来るとさらに必要なお金は増えます。しかし子供の教育にいくら掛かるかはなかなか掴みにくいですよね。いったいどれくらい掛かるのでしょうか?
子供の教育費は学校・習い事などの学習に関する学習費、食費・被服などの日用品に関する生活費から成り立ちます。
子供の学習費は文科省が実施している学習費調査を参考にしましょう。これは2014年4月から2015年3月の1年間に支出した子供の学習費の調査です。結果を以下にまとめます。

~子供の学習費~

公立 私立
幼稚園 222,264円 498,008円
小学校 321,708円 1,535,789円
中学校 481,841円 1,338,623円
高等学校 409,979円 995,295円

(2014年 文科省学習費調査http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa03/gakushuuhi/kekka/k_detail/__icsFiles/afieldfile/2015/12/24/1364721_2.pdf 

公立と私立とではかなり大きな開きがありますね。
次に子供の生活費です。子供だけの生活費に関するデータは抽出が難しいですが、人事院が世帯人数別の月額生活費のデータを公表しています。

世帯人数 1人世帯 2人世帯 3人世帯 4人世帯 5人世帯
生活費 99,730 181,890 208,090 234,280 260,480
食料費 25,230 36,650 47,300 57,950 68,590
住居関係費 26,340 59,880 52,250 44,610 36,980
被服履物費 4,900 7,000 8,390 9,770 11,160
雑費1 30,160 50,150 67,840 85,540 103,230
雑費2 13,100 28,210 32,310 36,410 40,520

単位:円

2人世帯(夫婦のみ)と比べ3人世帯(夫婦+子)になると月の生活費が約3万円上昇しています。年間に直すと約36万円子供の生活費が掛かっていると推測できます。
(人事院 2002~2008年 標準生活費http://labor.tank.jp/toukei/hyoujyunseikeihi.html 

以上のデータを踏まえると、子供の年齢にもよりますが公立学校に通わせる場合で年間約80万円(月約6.7万円)私立に通わせると約200万円(月約16.7万円)程度年間の生活費に上乗せする必要がありそうです。

豊かな生活を送るために

必要な生活費以外にも考える必要がある支出があります。将来マイホームを持ちたいとお考えであればその取得費用のための貯蓄が必要です。さらに老後資金のための貯蓄も必要ですし、家族旅行をするならその費用も掛かります。
マイホームは住宅ローンを利用するとして、その頭金を10年間で用意するとしましょう。頭金を500万円用意するとすれば年間50万円の貯蓄が必要です(月約4.2万円)。
老後資金は60歳までに退職金と別に2,000万円用意するとして、現在30歳なら年間67万円の貯蓄が必要です(月約5.6万円)。
さらに家族旅行の費用も考え、豊かな生活を送るには年間150200万円前後は生活費に上乗せする必要があります。

これまでの試算をすべて考えると、豊かな生活を送るにはご夫婦2人の手取り年収が760万円あれば良さそうです(子供1人、私立学校に通学)。
「豊かな生活」はご夫婦によっていろんなカタチがあるのでこの試算がすべて当たるわけではありませんが、どんな結婚生活を描く上でもお金の面はシビアに計算しましょう。

結婚前に貯金はいくらあるといいのか?

結婚後の生活は気になりますが、そもそも「結婚」自体にも大きなお金が必要です。それらのお金は結婚前の貯金から用意することになりますが、どの程度お金を用意すれば良いのでしょうか?
まずは結納・結婚式・新婚旅行に関する費用です。日本FP協会がデータをまとめています。

首都圏 東海 関西
項目別平均額 婚約 結納式の費用 27.5 34.4 15.1
両家の顔合わせ 7.1 6.4 6.2
結納金 85.6 108.6 97.3
結納品 12.4 12.9 15.4
婚約指輪 37.9 37.2 36.0
挙式・披露宴 結婚指輪(2人分) 24.9 24.3 23.7
衣裳総額(新婦) 43.7 50.6 44.4
衣裳総額(新郎) 15.4 17.3 15.5
挙式・披露宴・披露パーティー 総額 370.6 356.4 335.4
新婚旅行 新婚旅行 63.6 66.3 65.8
新婚旅行土産 9.7 12.8 11.4
結納・婚約から新婚旅行までの総額 484.2 476.7 447.5

単位:万円
地域に差はありますが、首都圏で484.2万円掛かっているようです。その内挙式・披露宴が370.6万円を占めています。
結婚式を行う方はかなり大きい支出があることがうかがえます。
(結婚に関する費用https://members.jafp.or.jp/member/html/kenkyu/files/dt_life_o.pdf

晴々しい式が終われば新生活をスタートさせる準備が必要です。新居への引っ越し費用、家具などの購入費用などが掛かってきます。これも日本FP協会がデータをまとめています。

首都圏 東海 関西
新生活準備のために掛かった費用 58.9 71.9 101.4
インテリア・家具購入費用 35.0 37.6 52.6
家電製品購入費用 30.0 38.7 49.8
その他のアイテム購入・新居の費用 パール購入額 17.0 21.5 28.1
着物購入額 66.7 23.0 35.0
新居の購入額【頭金】 289.3 300.0 137.7
賃貸費用【敷金・礼金】 19.6 11.9 18.9
引越し費用 5.8 5.9 8.1

単位:万円

首都圏で58.9万円と最も安く、最も高いのが関西の101.4万円でした。しかしこれらの金額には新居費用・引越し費用の数字が含まれていません。新居としてマイホームを取得された方は費用が大きく、東海では頭金として平均300万円の費用が掛かっています。引越し代は関西が8.1円と最も高い結果でした。

新生活をスタートさせるのにも大きな費用が掛かりそうです。
(新婚夫婦の新生活準備費用https://members.jafp.or.jp/member/html/kenkyu/files/dt_life_p.pdf

これら2つの支出を考えるとかなり大きな金額の貯蓄が必要になってきます。これから結婚を考えている方には頭の痛い問題です。しかし、結婚に関しては支出ばかりではなく収入もある場合があります。その代表がご祝儀親からの援助です。その金額がどの程度なのかによって結婚前に用意しておくべき貯蓄額がわかってきます。

ゼクシィがご祝儀と親からの援助の平均額をまとめています。それによるとご祝儀の平均が232.3万円で、親からの援助額の平均が189.4万円です。合計421.7万円の収入が見込める結果になっています。結婚を控えておられる方は一度親御さんに相談してみてはいかがでしょうか。
(ご祝儀・親の援助平均https://zexy.net/contents/oya/money/income.html

これらのデータから結婚に関する支出と収入を考えると、結婚前の貯蓄はマイホームを取得する場合は約500万円賃貸住宅への転居の場合は約200万円程度の貯蓄が2人で必要になるようです。

結婚に関する支出は大きな金額になります。大きな金額になると10、20万円の金額がとても小さく感じられてしまいます。どんぶり勘定にならないよう、2人でしっかりと計画を立てましょう。

結婚生活のお金を賢く節約しよう

生活費 節約

先ほど結婚に関する支出をお伝えしましたが、「高すぎる」と感じられた方は多いと思います。これから結婚費用を抑えるコツをお伝えしますので是非参考にしてください。

〇挙式・披露宴費用を抑える!

今は挙式・披露宴に掛かる費用を抑えたゼロ婚スマ婚などのプランが用意されています。
ゼロ婚・・・挙式・披露宴の費用を予想されるご祝儀収入の範囲内で抑えるプラン
スマ婚・・・過度な演出などを抑え、低価格で行う挙式・披露宴のプラン

上記のような結婚式の費用を抑えたプランが多数用意されていますので、ご夫婦2人に合った結婚式を行いましょう。最近ではご祝儀から支払いが出来るよう費用を後払いにしている業者もあります。

〇新生活の準備費用を抑える!

新生活をスタートさせるための引越し費用・家具家電の購入も出来るだけ安く抑えましょう。
引越し業者は各社で見積もりは数社に依頼し、その中で最も安い業者を選びましょう。見積もりを事前に行うことで割高の引越し業者を選んでしまうリスクを減らすことが出来ます。
また、引越しにはシーズンがあり、安い時期を選ぶことも大事です。引越しは34月が最も繁忙期です。その時期を外し、出来れば平日に行うようにしましょう。もし荷物がとても少ない引越しの場合、宅配便の利用も選択肢に入れると費用を安く抑えることが出来ます。

これらの工夫で引越し費用が12万円ほど安くなる可能性があります。
家具・家電に関しては1度にすべて買い換えると大きな金額になります。1人暮らしで使っていた家具・家電があればそれを継続して使うことも選択肢に入れましょう。

新しい家具家電の購入はネットで購入することを選択肢に入れましょう。ポイントの還元率も高い傾向にありますし、価格の比較も容易に出来るため価格競争が起き、安く買うチャンスは多いです。
実物を見ることが出来ないというリスクはありますが、是非選択肢に入れてください。

〇生命保険を見直す!

結婚を機に是非見直していただきたいのが生命保険です。専門的な知識が必要な生命保険は不必要なほど手厚い保険に入っているがために保険料が高くなり、家計を圧迫しているケースがあります。

ライフステージの変化が大きい結婚は生命保険を見直すチャンスです。もし手厚すぎる保険に入っているなら年間で数万円支出を減らすことも出来ますし、もし保障内容が足りていないのならいざという時に大切な家族を守ることが出来ません

特に不安が無い方でも、結婚される場合必ず保障内容を確認しなおしてください

生命保険はこちらに関してはこのページを参考にしてください。

まとめ

結婚にも結婚後の夫婦生活にもお金は非常に深く関わってきます。お金に関することはご夫婦2人の仲にも影響を与えかねない重要な問題です
お金について細かく話すのは心理的負担もありますが、後々もめることのないように、また幸せな夫婦生活を送れるようにしっかり話し合っておきましょう。

 

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