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国際結婚カップル必見、結婚式を作り上げるときの5つのポイント

国際結婚といえば、お付き合いの段階では気付かなかった文化や風習の違いに戸惑うことも少なくありません。

特に結婚式となると、風習などだけではなく宗教やマナーなど、一歩間違ってしまっては後に問題になることも沢山あります。

筆者である私がウェディングプランナー時代に、何組もの国際結婚カップルを担当させていただいていました。その際に感じたのは、国は違えども国際結婚の結婚式を作り上げるにはいくつか決まったポイントがあるということ。

今回はそんな実体験に基づいた、国際結婚のカップルに是非知っておいてほしい日本で結婚式を挙げるときの5つのポイントをご紹介します。

ポイント1・細かく確認を!宗教のこと

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結婚式に関わらず、異国の方と結婚をするなら、何かと確認しておいた方が良い宗教のこと

特に、結婚式の中で関係してくるのは「挙式」と「食べ物」についてです。

国際結婚でおすすめの挙式スタイルは「人前式」

日本での挙式といえば、一番多いスタイルが「キリスト教式」です。必ずしもその宗派でなくても「キリスト教式」として挙式を挙げることができ、参列経験のあるひとも多いと思います。

しかし、国が違えば信仰している宗教も違い、十字架の掛かる教会に出入り出来なかったり、極端に嫌悪感を表される場合もあります。

そんなときにオススメなのが人前式です。

宗教には全く関係はく、もちろん会場に十字架も存在しません。そのため、どんな宗教の人でも参列でき、もちろん新郎新婦としても支障なく挙げられます。

また、人前式は衣装にも取り決めがないので、和装や洋装など、それぞれの希望にそった衣装を着用することが出来るのも、人前式のメリットです。

ポイント2・ちゃんと相談しておくべき費用の負担

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日本でも結婚式費用は「両家で折半」「ゲスト分を割る」など費用の負担については、要相談ですよね。それが、国際結婚となれば尚更きちんと事前に相談が必要です。

なぜなら各国の風習によって、どちらが負担するのかという当たり前が存在するから。

国によっては「結婚式の費用は新婦側が全額負担するのが当然」と相談のテーブルにもつかないことも…。

また、海外から家族や親戚を招待するなら、その渡航費の負担も結婚式の費用以外にも必ず予算に入れておくべきこと。飛行機代に、ホテル代。その他滞在中に家族で出掛けるならその遊興費など、トータルで計算するとかなりの費用になります。

その費用も誰がどの位負担するのか…。

話し合いをしておかないと当然と思っている内容が異なることが多い国際結婚の結婚式。費用に至っても同様で「結婚式代」「渡航費」この2つはとくに金額が大きくなるので、しっかりお相手や相手の家族と話し合っておきましょう。

ポイント3・結婚式で言葉の壁はどう乗り越える?

国際結婚の結婚式の中で、問題になってくるのが言葉の問題。日本でするので「日本語が当然」とは思ってしまわないように注意してあげたいものです。

そんな時の解決策とは…。

同時通訳を入れる

予算は掛かってしまいますが、日本語が全くわからなくても、結婚式で今何が行われているのかが全て分かるのがこの同時通訳という方法。

通訳者を会場に一人入れて、対象の海外の方にはイヤホンを持ってもらいます。そして、そのイヤホンを通して通訳してもらうと、司会者の言葉をはじめ、スピーチや余興の補足説明などもしてもらえるので、他の日本人ゲストと同じように結婚式を楽しんでもらうことが出来ます。

また、イヤホンを使わないのであれば、対象者のいるテーブルにその国の言葉を話せる友人を一人「通訳者」として入ってもらう方法も。もちろん、その通訳係の友人にも料理は提供し、更には「通訳のお礼」も必要です。お礼の相場は¥10,000程度。しかし、その友人が通訳を仕事としているなら、その仕事のギャランティーに見合ったお礼をするべきでしょう。

翻訳入りのプログラムを渡す

通訳社を入れないなら、結婚式のプログラムに全てその国の言葉で解説をいれたものを渡すのも1つの方法です。

結婚式全ての流れが理解出来るように…

  • 乾杯やスピーチ→関係や人柄など
  • 余興→事前に余興内容を聞いておいて、その余興の意味など
  • プロフィールDVD→写真に合わせたコメントを翻訳しておく
  • 花嫁の手紙→翻訳しておく

結婚式の内容を全て翻訳することが難しくても、ポイントを押さえた内容をプログラムとしてお渡ししておけば、結婚式の最中言葉の壁で孤立させてしまうことは防げるでしょう。

ポイント4・結婚式場探しをする前に自分達の希望スタイルを決めておく

結婚式場を決める段階で「日本っぽく」なのか「海外のパーティースタイルも取り入れるのか」をじっくり相談してから、式場探しをしましょう。

海外の方が、日本で披露宴を行う場合「日本でするんだから、日本っぽいことをしたい」と考えているのか「日本でしても、海外の披露パーティーはこうだから…」と自国のスタイルを希望される場合があります。

それによって、結婚式のスタイルは大きく変わってきます。まず始めに自分達の希望をイメージしておいて、結婚式場探しの際にそれを担当者に伝えてみましょう。

そうすると、それに添った披露宴内容を提案してくれます。その内容が自分達の希望をカタチに出来そうなのかどうかも結婚式場を決める大切なポイントです。

ポイント5・結婚式の準備がはじまったら注意しておくこと

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結婚式の具体的な準備がはじまっても、お互いの国の違いをしっかりお互いが把握をし、どちらの風習に合わせるのかを細かく擦り合せていきましょう。

例えば、席札。

日本では席札のカードに黒字で名前を書くのが一般的。でも、中国では(地方によって異なりますが)「人の名前を黒字で書くことは【お葬式のとき】」だそうです。そのため、結婚式場で用意した席札は注文せず、自分達で手作りをされました。

また、披露宴で座る席も、日本では血縁が近い程席は遠くなります。家族はゲストをもてなすホスト役だからです。でも、海外では「家族には一番感謝の気持ちを表したい」と、親兄弟は一番新郎新婦から近い席に。なんて風習の違いが、結婚式の準備中にも散見されます。

小さなことばかりですが、その小さなことを少しずつ擦り合せていくことが、お互いストレスをためない努力にもなります。

風習が違えば、どういった方法で折り合いをつけるのか…。自分達だけで決めず、その都度親や担当者に相談をしながらベストな方法を選んでくださいね。

まとめ

そんな私自身も自分の結婚式の際、関西出身の私と沖縄出身の主人との「結婚式の風習の違い」を強く感じました。余興をしたくない私、余興をずっとしているのが当然の沖縄の結婚式をしたい主人や家族。引き出物に掛ける費用の違い、もちろんご祝儀も金額が異なります。

同じ国でも地域が違うと、風習も違います。増してや、国が違えばそれは当然のことですよね。

結婚式の準備も、準備をはじめる前から、そしてはじまってからもお互いの風習を理解する努力が必要です。一番良いカタチで結婚式を迎えることが出来るよう、相手の気持ちにも寄り添いながら素敵な結婚式を作り上げてくださいね。

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